昨日米国の経済指標が悪かったことを受けて
オセアニア通貨は上昇、
豪ドル/ドルは0.78台を回復し上昇基調が継続していることを確認した。
豪ドル/ドルは昨日0.7848まで上昇し、ほぼ高値圏で引けていることで、
朝方から買い意欲が強かったが、
オーストラリアの10月貿易赤字が予想の
11億豪ドルに対し12億6300万豪ドルと拡大したことが上値を抑える要因となった。
ただし、0.78台はしっかりと維持しているため、上昇基調は継続されている。
日本の鉱工業生産が、予想外に拡大したことを受けて、全面的に円買い圧力が
強まった。12月の日銀政策決定会合での利上げへの思惑がくすぶる中での
サプライズだけに、マーケットは過度に反応してしまったようにも見える。
しかし、政策決定会合までにはGDPの2次速報値と日銀短観の発表があること
から、これらの数字を見た上で判断されることとなろう。
昨日は米国の指標が軒並み悪化していたことでドル売りとなったが、
週末に向けてまだ米国経済指標の発表が続きドルの圧迫要因となる可能性が
ある。しかし、マーケットは米国の景気減速、指標悪化を織り込んできており、
サプライズ・リスクはドル高方向にあるのかもしれない。
昨日、経済協力開発機構(OECD)が
オーストラリア経済の予測を発表し、
2007年中期にはインフレ圧力が鎮まり、年末には利下げが行なわれるだろうと
予測している。
OECDの資料では、「現在の利率は、今後1年間でインフレ圧力を目標値に抑える
のに十分なレベルになっており、2007年末にわずかな利下げを行なっても
目標値前後で鎮静したインフレを刺激することはない」としている。
また、地下資源貿易部門で、インフラが需要に追いつかず、出荷量が
抑えられていたが、インフラの充実とともに貿易高が増えてきたため、
オーストラリアの貿易収支にかなりの改善が見られ、経済が能力いっぱい
近くで活動すれば、経済成長率も2008年にはトレンドの3.5%を超えるように
なるともみている。
しかし、個人的には金や原油といった商品市況が再度上昇基調に入った
場合には、
オーストラリアが利下げに踏み切る余裕があるのかどうかには
疑問が残る。 (Y)
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本レポートは投資に関する断定的判断を提供するものではなく、また、その責任の一切を負うものではありません。投資判断はお客様ご自身でなさって頂けますようお願いいたします。上記の為替レートは、参考レートです。
- 2006/11/29(水) 17:24:10|
- オセアニアレポート
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28日海外時間の
オセアニア通貨は、ロンドン時間では材料に乏しい中、持合いの様相を呈していた。
NY時間に米国の経済指標である10月度の耐久財受注が発表され、結果がコンセンサスを大幅に下回るものであったことから、対ドルで米ドル売り、
オセアニア通貨買いのフローが発生する展開となった。
特に、対ドルでの上昇が著しかった。指標発表前までは、豪ドル/ドルで0.7780-90ドルで推移していたが、指標発表直後から0.78ドル台へ乗せると、0.78ドル台付近に存在したストップを巻き込む形で急上昇し、高値で0.7848ドルドルまで上昇した。また、同じくNZドルも指標発表前までは 0.67ドル台前半で推移していたが、こちらも指標発表直後から0.6750ドル近辺に存在したストップを巻き込む形で急騰し、遂に0.68ドル台へ乗せる展開となった。0.68ドル台乗せは約10ヶ月ぶりとなった。高値では0.6826ドルまで上昇した。
対ドルの上昇に引っ張られる格好で、NY時間に対円でも大きく上昇する展開となった。豪ドル/円は高値91.08円まで、NZドル/円は高値79.06円まで上昇した。
NYクローズへ向けても引き続き本日の高値圏で推移し、NYクローズは、豪ドル/ドルは0.7835-40ドル、豪ドル/円は91.00-05円、NZドル/ドルは0.6800-05ドル、NZドル/円は78.95-79.00円で迎えた。
本日は、日本時間朝9:30に
オーストラリアの貿易収支の指標が発表される。 (H)
本レポートは投資に関する断定的判断を提供するものではなく、また、その責任の一切を負うものではありません。投資判断はお客様ご自身でなさって頂けますようお願いいたします。上記の為替レートは、参考レートです。
- 2006/11/29(水) 08:03:12|
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