本日は、ゴールデンウイークの東京市場が休場ということを受けて、
アジア・
オセアニア市場での為替は全般に小動きの展開が続いている。
オセアニア市場の経済指標では、
ニュージーランドの住宅建設許可指数が
発表されている。
2.9%の減少と悪化を示したものの、すでにRBNZが利上げを実施した後だけに
経済指標は材料とはなりにくく、NZドルへの影響はあまりなかった。
NZドル/ドルは0.75を前に、豪ドル/ドルは0.84を前に足踏みからやや緩む
展開となっているが、基本的に高金利の魅力に加え、ドル離れの流れが
続いていることから下値は限定的となっている。
また、先週末に豪ドル/円やNZドル/円が買い進まれたが、本日はややその
反動がみられる。
これは一つには先週末に日本のゴールデンウイークに絡んでスワップポイントが
大きく取れることを狙った円売りが本邦個人投資家から入っており、スワップ取りに
成功した投資家がその利食いを入れてきているためと思われる。
また、円売りの主体は日本の個人であることはこれまで指摘してきたとおりだが、
連休の中こうした投資家の円売りが退いているというところも一気に円売りが
加速しない要因といえそうだ。
また、2000年以降のゴールデンウイークの動きをみると6回のうち4回は
円高の動きがみられる。
これは需給的に連休前に円売りが進んだ反動と、上値に本邦輸出企業が
オーダーを並べることで上値が重くなるということもある。
こうした需給の季節要因を考えた場合、今週はやや円売りが一服、または
円高が一時的に見られるかもしれない。
もっとも、こうした円高は調整の範囲であり、逆に円が買われたところは
絶好の売りチャンスと捉えることができそうだ。
また、本日は「トルコ軍が、トルコ大統領選に政治介入する可能性を示唆」
とのニュースが出ており、新興国の株式市場に売りがでる可能性を嫌気した
キャリートレードの解消で円が買い戻される可能性を指摘する声も聞かれていた。 (Y)
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- 2007/04/30(月) 17:39:48|
- オセアニアレポート
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アジア時間は、比較的静かな推移となった
オセアニア通貨であるが、
豪ドルはクロス円で、ほぼ昨日の下落を相殺し、 99.40レベルまで
上昇。ドルストレートでは、0.8330ドルレベルまで上昇。NZドルは
88円から88.80円辺りでレンジを形成し、ドルストレートでも0.7420ドル
と、豪ドルには及ばないものの、昨日よりやや持ち直してきている。
29日注目の1-3月期の米GDPは、予想 1.8%と弱気な予想であったにも
かかわらず、結果はそれを更に下回る1.3%。約4年ぶりの低水準な結果を
受けて、ドルは主要通貨に対して大幅に下落。年初からの住宅関連の
悪化や、設備投資の減少が響き、成長の足かせになっている格好だ。
ユーロドル相場では1.3667ドルの歴史的高値を更新し、米ドルは豪ドル、
NZドルの
オセアニア通貨に対しても売りが先行した。しかしながら、
ユーロドルの高値付近には、利益確定のオーダーが集中しており、
上値重いと判断されると、ドルは再び買い戻された。この結果ドル円相場は
119.78円まで上昇。ドルストレートでの米ドル買いを上回るペースとなり、
結果、クロス円で上昇してみせた。
NY時間に入ったニュースによると、サウジアラビアで油田や軍事施設を
標的とした航空機テロを計画していた172人を、サウジ当局が逮捕したとの事。
このため、NY商品取引市場(NYMEX)原油先物6月減は、1バレル=66.46
ドルと、1ドル以上も上昇した。また、金は、ユーロドルの高値更新により
ドルの代替投資先としての魅力が増し、反発した。NYMEX金先物6月限りは
1オンス681.80ドルでこの日の取引を終えている。
来週は、
オーストラリア準備銀行(RBA)の金利発表が予定されており、
現在マーケットでの予想は据え置きの 6.25%。今週は
ニュージーランド準備銀行(RBNZ)でのサプライズも合った事もあり、期待したい気持ちも
有る。また月の第1週目にあたるため、米国をはじめいくつかの重要指標が
発表され、また、日本はGWのためにマーケットが薄くなることもあり、
荒い値動きには注意して頂きたい。 (H)
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- 2007/04/30(月) 08:20:04|
- オセアニアレポート
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東京時間には、
オセアニア通貨の高金利が選好され、クロス円・
ドルストレート共に堅調な推移を見せたが、海外時間に入ると一転。
米株式市場の堅調さが好感され、米ドルが主要通貨に対して大幅上昇となり、
豪ドル、NZドル共に大幅に下落した。一方のクロス円は、ドル円相場の
上昇により、下落は限定的なものとなっている。
アジア時間には米ドルに対して0.8356ドルと約17年ぶりの水準で取引
されていたが、NY時間には、0.8248ドルと100ポイント以上も下落。
NZドルも0.7481ドルの23日高値を示現した後、0.7365ドルとこちらも
大幅に下落している。クロス円はというと、ストレートのドル買戻しの
影響で、豪ドルで98.54まで下落したが、NY午後には半値戻しの98.90円
レベルにまで上昇している。NZドルも87.91の安値から88.30円にまで
値をもどした。
アジア時間のRBNZ(
ニュージーランド準備銀行) の金利引き上げは、久しぶりの
ビックサプライズをマーケットにもたらした。後のRBNZボラード総裁は、
内需沈静化を目的として利上げを説明した。明らかに過熱気味なNZ景気を
利上げにより沈静化させることが目的とし、現在のNZドル高に強い懸念を
示している。ちなみに、マーケットは、更なる利上げを期待しているようだ。
現在米国は、企業の第1四半期の業績公表時期にあたり、相次ぐ好業績に
このところの株価もNYDOWが13105.50 と13000台を底堅く推移している事から、
米ドル買い材料になっている。その反面、投資先としてのゴールドの魅力が
薄れたと、NYMEX(ニューヨーク商品取引所)金先物6月限は、前日比9.4ドル
下落の1オンス678ドルにまで値を下げている。
27日は、日銀金融政策決定会合、日本の消費者物価指数・・・、米GDP・
個人消費が発表される等、連休を前に注目度の高い一日となる。 (H)
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- 2007/04/27(金) 08:17:29|
- オセアニアレポート
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本日は、
ニュージーランド準備銀行(RBNZ)が金融政策の決定を行い、
2ヶ月連続で利上げを決定した。
RBNZは0.25%の利上げを実施し、オフィシャル・キャッシュ・レートを
先進国でもっとも高い7.75%とした。
RBNZのボラード総裁は、基調的なインフレが加速している兆候があると
指摘し、今回の利上げの狙いはインフレ率がRBNZの目標レンジ内に確実に
収まるようにするためだとした。
しかし、これまでの声明とは違い、追加引き締めの必要性については
言及せず、措置を講じたのでしばらく様子を見ようという状態となった
ことを示唆している。
これを受けてNZドル/ドルは0.74前半から0.75手前の変動相場制以降の高値を
更新し、NZドル/円も88.40円から88.80円レベルへとジャンプした。
ただし、
その後にボラードRBNZ総裁が、NZドルについては「ヒストリカルな観点から
して異例で、中期的なファンダメンタルズからも正当化できないほど
高水準にある」とNZドル高を牽制したことで相場は反転し、NZドル/ドルは
0.74前半に押し戻され、NZドル/円も88円前半へと下落するという乱高下となった。
その後、
ニュージーランドの3月の貿易収支が発表となり、月次ベースでは
11ヶ月ぶりの黒字となる6100万NZドルの黒字となったが、既にマーケットは
大きく揺さぶられた後だけにこのデータへの反応はほとんどなかった。
ニュージーランドの金利が7.75%となったことで、
高金利通貨としての魅力が
高まり、短期的には一段の上昇につながる可能性は高い。
しかし、利上げによる自国通貨高は資本流入を招くことで長期金利の
低下圧力となり、金利引き上げ効果を相殺するというジレンマに陥る
可能性がある。
その意味で、RBNZはインフレ抑制に対して非常に難しい舵取りをしているものといえよう。
また、景気循環的には
ニュージーランドは既に景気のピークを過ぎたものと
思われ、景気減速が明確になった場合には、高金利、自国通貨高の作用によって
マーケットが思っている以上に急速に腰折れとなるリスクもある。
中長期的には、警戒感を持ちながらNZドルロングをキャリーしておく
必要があるのではないだろうか?
オーストラリアではウエストパック・メルボルン研究所が2月の豪景気先行指数を
発表し、前月比0.9%上昇となった。
1月改定値の前月比0.2%上昇よりも上昇幅が広がった。
もっとも、本日NZドルの乱高下以降は各通貨ともレンジ内の動きに
とどまっており、豪ドルもこのデータへの反応は限定的だった。 (Y)
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- 2007/04/26(木) 20:11:55|
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25日NY時間に発表された3月の米耐久財受注は、前月比3.4%増。一方の
3月新築住宅販売件数は、85.8万件と予想を下回る結果となった。
耐久財受注の結果を受けて一時米ドルは主要通貨に対して買われはしたが、
その後の新築住宅販売件数の結果により、今後は売られるという動きを
見せた。
豪ドル/ドルは、0.8340ドルから、耐久財受注発表後には0.8310ドル
付近まで下落し、新築住宅販売件数の発表により0.8340ドルまで買い
戻されている。海外時間の変動幅は約35ポイントと非常に狭いレンジでの
取引となった。NZドル/ドルも 0.7470ドルから0.7430ドルのレンジ内で
取引されている。ただNZドルは、26日には金利発表、貿易収支の重要指標が
控えている事もあり、やや軟調気味に推移している。
米ベージュブックでは、『緩やかな拡大』と現状を確認し、消費者物価は
『安定』しているとしたが、減速感が漂う。また、住宅ローンについては、
微増または横ばいとなっており、住宅問題が、懸念材料となっている
事実を改めて認識させる結果となった。ベージュブックの発表時間は、
NY後場という事もあり、反応は限定的であったものの、ドル売り基調は、
今後も継続するものと考えられている。
クロス円では、豪ドル円は、生産者物価指数・消費者物価指数による
下落をほぼ相殺し、緩やかながらも再び99円台を目指す堅調振りとなっている。
NZドル円は、88.50円台でほぼ横ばい。やはり金利が意識されている。
さて、RBNZ(
ニュージーランド準備銀行)は7.75%への利上げを決定した模様。
マーケット予想では据え置きの7.5%だっただけに、極端に反応している。
これから貿易収支も発表され本日アジア時間が山場となりそうである。
本日の商品市況は、こちらもまちまち。原油は、ガソリン在庫が、
1年半ぶりの低水準となった事を受けて、反発。NY商品取引所(NYMEX)
原油先物6月限は1バレル65.84ドルと、前日比1.95%上昇。一方の金は
NYMEX金先物6月限で、前日とほぼ変わらず1オンスあたり687.40ドルで
本日の取引を終えている。 (H)
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- 2007/04/26(木) 08:26:00|
- オセアニアレポート
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本日は、ウェリントン、シドニー市場ともにアンザック・デーで休場と
なっている。
アンザックデー(ANZAC、Australian and New Zealand Army
Corporationの略)とは簡単に言えば戦争記念日の事である。
第一次大戦最中の1915年4月25日、英仏軍とともにトルコ海岸に決死の
上陸を果たした
オーストラリアと
ニュージーランド連合軍が、ドイツ軍と
激しい戦火を交え大敗して多くの犠牲者を出した日に由来する。
しかし、第二次大戦で日本は
オーストラリア本土に唯一戦争で攻めてきた
国のため、日本に対して快く思っていない人も多く、日本人に生卵を
投げつけるという日という習慣も残っていたことがあったらしい。
このアンザック・デーで
オセアニア市場が休場のため、新たな材料もなく、
豪ドル・NZドルともに目立った動きは見られないなかじりじりと値を
上げている。
昨晩の米中古住宅販売の低迷からドル売りが出た流れを受けて、両通貨ともに
対ドルで値を戻し、そのレベルを維持しているなかで再び買い意欲が
強まってきているということだろう。
ドル/円がやや上値が重くじり安になっているために、豪ドル/円も
NZドル/円も足踏みを続けていたが、対ドルでのじり高に引っ張られるかたちで
上昇してきている。
マーケットは今晩の米新規住宅のデータに注目しており、アジア市場では
模様眺めを決め込んでいるようではあったものの、
高金利通貨の人気は
依然強いということが確認された動きと言えそうだ。 (Y)
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- 2007/04/25(水) 18:01:21|
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豪統計局が東京時間に発表した第1四半期消費者物価指数(CPI)は、
前期比0.1%プラスという結果に終わった。マーケットの予想が0.6%で
あった事、そして、昨日の生産者物価指数も予想を下回る結果であった事に
より、
オセアニア通貨は、引き続き軟調な展開となっている。
今回のCPIは、来月2日のRBA(豪準備銀行)金利引き上げの是非を見極める
上で、非常に注目されていただけに、影響もそれなりにといった印象が
ある。CPI発表直後に豪ドルは主要通貨に対して売りが先行し、クロス円では、
98.50円レベルから、CPI発表後には24日の安値 97.51円を示現した。
対米ドルでは、0.83ドルレベルを一気に割り込み、0.823ドルレベルにまで
下落した。
一方のNZドルは、豪ドルにつられ軟調に転じたものの、下げ幅は限定的。
その後の上昇も豪ドルを上回っている。対ドルでは0.73ドルレベルにまで
下落したものの、 0.744ドルレベルにまで回復している。クロス円では、
87.43の安値をつけ、その後は、ジリジリと上昇し続けている。
ただ、豪ドル、NZドルともに、クロス円での上昇は、非常にゆっくりとした
ものとなった。原因のひとつとして、米指標結果の悪化を受け、円高に
作用している事が考えられる。
24 日は、米信頼感指数、米中古住宅販売件数が発表されている。まず、
信頼感指数は、105.0予想のところ、104.0。前月の108.2からも下落している。
このところの原油高が、可処分所得を圧迫し、消費に悪影響を与えている事、
また、雇用についての先行き不安が増大しつつある事も背景として上げられる。
中古住宅販売件数は、前月比-8.4%と、こちらも予想-4.3%を下回っており、
この4年間で、最低の水準となった。このため、米ドルは円のみならず、
ユーロに対しても売られユーロドルは、1.3650ドルに迫ろうかという
勢いがある。
今後は、RBNZ(
ニュージーランド準備銀行)・RBAの金利動向もさることながら、
米ドル円相場の動向にも大きく左右されやすい環境になりつつあると
考えられる。
オセアニア通貨見る上で、今後の、米指標にも注意が必要と
なるだろう。
本日は、金価格も続落。原油や、他の商品価格の下落を受けて、投資先としての
金の魅力が低下した。ニューヨーク商品取引所(NYMEX)金先物6月限は、
前日比0.9%下落し、1オンス687.70ドルでこの日の取引を終了している。 (T)
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- 2007/04/25(水) 08:15:34|
- オセアニアレポート
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本日は、
オーストラリア連邦統計局が第1四半期の消費者物価指数を
発表した。
市場予想は前期比+0.6%、前年比+3.0%であったものの、予想外に伸びは
緩やかで前期比で+0.1%前年比でも+2.4%という結果だった。
オーストラリア準備銀行(RBA)はインフレ率を年率1〜3%に収めることを
目標としているが、今回の結果でターゲット内に収まってきたことで、
インフレに対する懸念が後退した。
また、昨日の生産者物価指数に続き本日の消費者物価指数も落ち着いた
ことから、来月にもRBAが利上げを実施するという観測が急速に後退し、
豪ドルは軟調な展開となっている。
ただし、
オーストラリアのコステロ財務相は、今後物価は緩やかなペースで
上昇するとの見通しを述べたものの、「世界的な原油価格高と干ばつが
食品価格に与える影響が引き続きインフレ見通しにある程度の不透明感を
生じさせている」ともコメントしており、インフレに対する警戒感も
残した状況となっている。
来月の利上げへの期待は薄れたことでマーケットに尾を引く可能性は
あるものの、この指標の結果は豪ドルにとって必ずしも悲観する内容では
ない。
経済成長を続けるなかで、インフレリスクが後退するということは、
経済の健全な成長を意味しており、その意味で豪ドルがここから売り
込まれていく姿は想像しがたい。
短期的に豪ドルは高値更新を続けてきた後だけに、調整局面入りの可能性は
高いものの、先行きを考えれば絶好の買い場提供といえるかもしれない。
特に豪ドル/円は、本日の安値レベルである97円ミドルを割り込むと
95〜96円までの底固めに入る可能性はあるものの、その押しはロングメイクの
チャンスと考えられる。
また、本日アジア市場ではユーロ債の償還に絡むユーロ/円の売りが
出たとの噂があり、これも全般的な円高につながったようだ。
ただし、午後にはユーロ/円も買い戻しが見られており、まだ円の先安感は
根強いものがあるといえよう。
対ドルに関しては、本日米国の中古住宅販売に注目が集まっている。
このデータ次第では、再びドルが一方向へ大きく動く可能性もあることから
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- 2007/04/24(火) 18:03:09|
- オセアニアレポート
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東京時間に発表された豪生産者物価指数は、マーケット予想を大きく
下回り豪ドルの下落を許してしまった。また、依然として続く米ドル売りの
フローが影響し、僅かではあるがクロス円を中心に円高に作用したことも、
豪ドル円の下落に影響を与えている。
第1 四半期生産者物価指数は、マーケット予想0.6%のところ、
0.0%。前期の0.2%と比較しても、ほぼ横ばいという結果となった。
発表前は99.50円レベルで推移していた豪ドルは、東京時間19時には、
この日の安値98.53円を示現し、約1円下落するという局面も見られた。
ただ、98.50を控え、依然として買いも散在しており、24日に控える
個人消費(CPI)を見極めようとする動きが大勢を占めているようだ。
豪ドルは、先週米ドルに対して約17 年ぶりにつけた0.8390ドルレベルから、
0.8310ドルレベルまで軟化している。
一方のNZドルは、クロス円では、さほど影響は無く、88.30円レベルで
横ばいとなったが、米ドルに対しては、0.7480ドルレベルから、一時
0.7420ドルレベルまで軟化した。26日に金利発表が控えており、何処に
フォーカスをあてれば良いのか分かり辛い状態が続いている。金利に
関してはマーケットの予想は、大方据え置きとなっているが、現時点での
金利政策の影響を見定めるのに、時間が必要なだけで、個人消費や、
住宅ローンの動向によっては、更に金利を引き上げる必要があると
見られている。
このところの商品価格の上昇が豪ドルを押し上げている状態が続いている。
ゴールドは、11ヶ月ぶりの上昇から反落。ニューヨーク商品取引所
金先物6月限は、1.6ドル下落し1オンス694.20ドル。また、本日は、
アフリカ最大の産油国であるナイジェリアの国内情勢の悪化により、
原油輸出が滞るのではないかとの見通しにより大幅続伸。2.51ドル高の
65.89ドルでこの日の取引を終えている。
今週は、26日にNZ金利発表、NZ貿易収支が発表される。NZドルは、
指標結果を素直に反映した動きをし易く、特にこの貿易収支は顕著である。
また、細かい指標も含め欧米指標もコンスタンスに発表され、27日金曜日の
日銀金融政策決定会合も発表されるために、神経質な取引が予想される。 (T)
さて、
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- 2007/04/24(火) 08:21:45|
- オセアニアレポート
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本日は、
オーストラリア連邦統計局が発表した第1四半期の完成品の
生産者物価指数(PPI)は、上昇するとの市場予想に反し、前期比変わらず
となった。
前期比0.6%上昇するとの市場予想に反し、2年ぶりの低水準となり、
前年比でも2.8%上昇と、第4四半期の3.5%上昇から伸びが鈍化した。
明らかにかなり低水準で、インフレ圧力に関しては良い内容といえよう。
オーストラリアドルの上昇が貢献したのは間違いないが、国産品も
落ち着いていたことがその背景にあるとの指摘がある。
この発表を受けて、インフレ圧力は緩和されてきており、追加利上げが
実施されないのではとの予測も台頭してきた。
豪ドル/ドルは利上げ観測の後退から、やや値を下げ0.83前半での推移と
なっている。
しかし、
オーストラリア準備銀行(RBA)が5月に追加利上げを実施するか
どうかは、24日に発表される第1四半期の豪消費者物価指数(CPI)の内容
次第といえ、マーケットでは0.6%と小幅ながら上昇するとの見方が大勢と
なっている。
また、本日スタンダード&プアーズ(S&P)は、日本の長期ソブリン格付けと
長期優先債券格付けをAA-からAAに引き上げた。
長期ソブリン格付けに対するアウトルックは安定的。
S&Pによると、格上げは、財政再建、金融政策の正常化、構造改革に
進展が見られることに基づいている。
ただし、短期格付けはA─1+に据え置いている。
これを受けて円が買い戻し基調となっている。
豪ドル/円は、99円ミドルから98円ミドルまで下げ、ドル/円も119円を
試す展開から118円前半まで緩んでいる。
豪ドル/円は100円、ドル/円は119円を試したものの上値が限定的だった
ことも、円の買い戻しにつながったものといえよう。
この話題で海外がどのように反応するのかを見極めたいところだ。 (Y)
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- 2007/04/23(月) 18:00:25|
- オセアニアレポート
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20日海外時間の
オセアニア通貨は、総じて小幅な値動きながら対円で
続伸する展開となった。
本日の海外時間は外為市場全体が総じて小幅な値動き、一部では
本日に中国の利上げが噂されていたこともあってロンドン時間は様子見の
展開が続いていた。
NY時間に入るとNYダウが大幅上昇したことから、一時ドル買いが台頭。
ドル円が119円台を目指す動きを見せるとクロス円は連れ高となり、
オセアニア通貨は続伸という図式。本日は豪ドル円99.50、NZドル円
88.87という高値を記録している。
また対ドルで史上最高値に迫るユーロだが、本日は要人発言が多く
聞かれた。
ポルトガル中銀のコンスタンシオ総裁が「ユーロを注視している」
とのスタンスを表明したとの報道や、ルクセンブルグ首相兼財務相の
ユンケル氏からは「ユーロの変動は荒っぽくはない」とユーロ高を
懸念しない意向を示すも「市場が一方向の変動に賭けることは賢明では
ない」とのコメントも発している。またトリシェ ECB総裁からも
「為替市場は2方向に動くリスクに注意すべき」「ポールソン米財務長官は
『強いドルが国益』との見解を表明していた」との発言がでており、
一部ではユーロ高けん制と捉える向きもあった様子だ。
さて来週24日にはいよいよ注目の豪消費者物価(1Q)が発表される。
現在のところの事前予想は前期比が0.6%、前年比ではターゲット上限の
3.0%となっている。市場では「前年比が事前予想どおり(3.0%)であれば
豪中銀が5 月の利下げを見送るかもしれない」と予見する声もあり、
今後の豪ドルが一段高を果たすために重要な指標となっている。
また来週末には日銀政策決定会合が控えており、中国人民元の切り上げ、
利上げに関する思惑なども絡み、クロス円全般に高値警戒感が出てきて
いることもあって、円絡みの調整には引き続き注意が必要か。 (K)
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- 2007/04/23(月) 08:21:12|
- オセアニアレポート
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本日は、オーストラリア連邦統計局が1‐3月期の輸入物価指数を発表した。
市場予想平均の1.0%低下よりも低下幅が大きい、前期比で1.7%低下と
なっている。
また、前期比で3.2%下がった昨年10‐12月期よりは物価の下落ペースが
鈍った。
ただし、マーケットでは輸入物価の低下は個人消費の押し上げ要因にも
なり、景気にプラスの面があるとの指摘もあって継続的な利上げ観測が
維持され、豪ドル売りにはつながっていない。
一方、同期間の輸出物価は前期比横ばいと市場予想平均の0.3%低下を
上回ったが、これにも目立った反応は無かった。
昨日は調整色が強まり、全般的な円の買い戻しに豪ドル/円は98円を
割り込んだものの、強い抵抗であった97円ミドルできっちりと跳ね返され、
その後押しのほぼ全てを回復し豪ドル買い圧力の強さを確認した。
昨日のアジア株式市場の波乱が海外市場に連鎖しなかったことを受けて
安心感が広がり、本日はアジア各国ともに株式市場はしっかりとした
足取りとなっている。
このことも円売りの要因と指摘されよう。
さらに、東京仲値に向けては5・10日でもあり、週末要因も重なって
ドル需要が若干強かった模様で、これも円売りを後押ししていたようだ。
また、豪ドル/ドルも昨日の押しは浅いものにとどまり、再び高値圏へと
回復している。
利上げ観測が続く以上、豪ドルの魅力は衰えないということだろうか。
今晩は、注目すべき米経済指標もなく、昨日の乱高下でマーケットは
痛んでいるので、静かな週末相場となる可能性が高いように思われる。
もっとも、現状再開したようにも見えるドル売り・円売り相場が続いた
場合は、ユーロ/ドルの新高値への挑戦という動きが、マーケットを
大きく揺さぶるリスクもあり気は抜けないということなのかもしれない。 (Y)
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- 2007/04/20(金) 17:51:09|
- オセアニアレポート
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19日海外時間の
オセアニア通貨は、アジア時間に対円で売り込まれた分を
概ねリカバリーする展開となった。
対円での
オセアニア通貨は本日もドル円主導の値動き。ドル円が117円台
ミドルの水準で「邦銀勢やアジア系ソブリンの買い等に支えられた」との
声もあり下げ止まると、短期筋のショートカバーも相まってじわじわと
値を戻し始めた。
NY 時間午前中に相次いで発表された米経済指標はパッとしない結果と
なったが、本日は「日本をはじめとするアジア株の下落を受けて世界同時株安が
再び懸念される中、米株式市場の動向に注目が集まっている」とのこと
などから市場の反応は限定的。その後はNYダウの下落が中国株や日本株に
比べてわずかだったためドルの買い安心感が広がると、ドル円は118円台を
回復して118円台半ばまでスムーズに上昇する展開を見せた。時を同じくして
オセアニア通貨双方もアジア時間の安値から約150ポイントというリカバリーを
見せることとなった。
NY時間の午後に入ると市場ではやや閑散な取引模様となり、終値では
ドル円が118.47、豪ドル円は98.99、NZドル円は88.10で本日の取引を
終えている。
なお19日のNYダウは結局わずかながらも前日比4.79ドルのプラスで
引けている。本日20日の本邦およびアジア各国の株価動向は気になるところ
だが、このNYダウを見ると昨日と同様に続落という展開はないのではと
予想する。ただドル円はそれ以外の要素で上値が徐々に切り下がっている
感もあり、対円での
オセアニア通貨に影響を与えることは本日も継続されそうだ。 (K)
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- 2007/04/20(金) 08:22:02|
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昨日、米有名コンサルティング会社が「日銀が5月に利上げする」との
レポートを出したとの噂で円が買い戻された。
本日も、この流れを受けて円買いが続いており、クロス円を中心に値を
下げる展開となっている。
日本株が急落していることも、2月の中国発世界同時株安を連想させ
リスク圧縮圧力が強まり、円買い戻し意欲を高めている。
日銀の早期利上げに関しては、日本人にとっては信憑性が低いものの、
海外勢にとって見れば日本政府が景気回復を強く主張している以上金利の
正常化は当然との見方が強いため、利上げの可能性を信じてしまうことも
無理のないことかもしれない。
豪ドル/円もここ数日高値圏での足踏み状況となっていたが、上抜け
出来なかったことに加え、この円買い戻しの流れを受けて急落している。
買い進まれていた後だけに利食い圧力も強く、98円を割れる動きとなっている。
豪ドル/ドルは朝方0.8391と17年ぶりの高値をつけていたものの、
豪ドル/円の急落に引っ張られる形で上値を抑えられ、0.83前半まで
緩んでいる。
ただし、豪ドルに関しては、5月の利上げへの思惑が下値を支える格好と
なっており、対ドルでの下げは限定的に見える。
円買い戻しは、非常に微妙な水準まで来ていると考えられる。
ドル/円が117円ミドルまで下押すようであれば、クロス円のもう一段の
調整の可能性が高まろう。
豪ドル/円も97円ミドルが抵抗で、ここを抜けると調整が深くなりそうだ。
また一時、前日比450円安にまで下がった日経平均が、やや戻して
引けたとはいえ、この影響が海外株式市場に現れるのかが注目される。
株安の連鎖が続くようであれば、全般的なポジション調整、特に円の
買い戻しがもう一段進むリスクが高くなることには要注意といえそうだ。
もっとも、現在の円買い戻しはあくまで調整に過ぎない。
特に利上げ観測の強い豪ドルを売りこんでいく材料は見当たらず、豪ドルは
対円、対ドルともに下押しも限られたものにとどまる可能性が高いものと
考えられよう。 (Y)
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- 2007/04/19(木) 17:43:38|
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18日海外時間の
オセアニア通貨は対円で乱高下する展開となった。
対円での
オセアニア通貨はドル円主導の展開。一昨日120円台を窺う
もののそれを果たせずに反落したドル円はテクニカル主導の値動きにより
節目と思われた118.50を割り込むと、NY時間午前には安値118.11を記録した。
また市場関係者からは「日銀が5月にも利上げとの噂がNY時間にも話題に
なっていた」とする声もあった模様であり、ドル円の安値と時をほぼ
同じくして豪ドル円は98.41、NZドルは87.34という本日の安値を記録
している。
しかし118円台前半では「大台手前とあって輸入筋の買いオーダーが残る」
との声もあり、しばらくその水準で持ち合いの展開を続けると短期筋からの
ショートカバーをきっかけにこれまでの円安の動きが再燃、NY時間の
午後にドル円が118円半ばを超えてくると
オセアニア通貨もそれに伴って
急回復を見せることとなり、終値では昨日とほぼ変わらない水準で本日の
取引を終えている。
昨日NZの消費者物価が明らかとなり、年内の追加利上げを予見する
市場関係者も出ている中、来週24日には
オーストラリアの消費者物価が
発表となる。今月の利上げを見送った豪中銀はこの結果を見極めたかった
ためと目されており、市場の注目を集めている。なお現段階で市場は
5月の豪追加利上げを60%ほど見込んでいる模様。 (K)
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- 2007/04/19(木) 08:15:11|
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本日は
ニュージーランド統計局が2007年第1・四半期の消費者物価
指数を発表した。
前期比0.5%の上昇とマーケット予想の0.6%よりはやや弱い数字と
なった。
しかし、アナリストは、CPIの上昇率が市場予想をわずかに下回った
ものの、国内のインフレ圧力は強く、来週
ニュージーランド準備銀行
(RBNZ)が利上げするかどうかについては、紙一重の状態だと指摘もある。
RBNZは3月8日に利上げをした際、内需、特に住宅市場の需要が鈍化しない
限り、一段の引き締めが必要な可能性がある、との認識を示しており、
マーケットでは4月26日での利上げを40%ほど織り込んでいる。
NZドル/ドルは今朝方、変動相場制移行後の高値である0.7465を上抜けて
いたが、このデータを受けてやや利食いに押された。
しかし、その後もNZドル買い意欲は引かずロンドンタイムを前に0.75を
試す勢いとなっている。
また、NZドル/円も同様に堅調な展開を見せており、一時1990年8月以来の
89円台をつけた。
オーストラリアでは、ウエストパック・メルボルン研究所が4月の消費者
信頼感指数を前月比で0.2%の低下と発表した。
豪消費者信頼感指数は
オーストラリア準備銀行の金融政策や金利動向の
変化に対する感応度が高いとされ、例えば利上げが実施された直後には
悪化の方向に動くことが多い。
今回は来月の利上げを事前に織り込んできた可能性もあろう。
豪ドル/円は昨日海外市場で10年ぶりの高値となる100.04円をつけ
節目である100円を突破した。
昨日はポンド/ドルも1992年以来の2.0台をつけており、マーケットは
記録ずくめの様相を呈している。
こうした動きを冷静に見てみると、結局は円を除いてのドルの全面安だ
ということが言える。
円に関しては超低金利を嫌気した本邦からの資本流出という構造的なものが
あり、これはまだ続くものと考えられるが、ドルはインデックスで見ても
水準を下方修正しておりあらたな下落ステージに入った可能性も否定できない
ため、円売りの対価としての
オセアニア通貨の魅力は相対的に高くなる
ということがいえるかもしれない。 (Y)
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- 2007/04/18(水) 19:05:30|
- オセアニアレポート
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17日海外時間の
オセアニア通貨は昨日と同様に対円で続伸、豪ドル円は
実に約10年ぶりとなる100円台を示現する場面を見せている。
本日NY時間に発表となった一連の米経済指標がこれといって冴えない結果と
なったことからドルは主要通貨に対して売られる展開。しかしこれまでの
図式どおり、円に対してだけはドルがそこまで売り込まれず、そしてクロス円
全般を押し上げる動きにつながっている。その流れは
オセアニア通貨に対しても
例外ではなく、NY時間の序盤に豪ドル円は1997年5月以来となる100円台で
取引される場面を見せ、高値では100.04まで上昇している。また一方の
NZドル円も時をほぼ同じくして昨日の高値を更新する88.93を記録している。
しかしNY時間の午後に入ると、ユーロ円の上値にアジア中銀及び輸出企業の
売りが観測されているという声や、ドル円の軟調を受けてクロス円は調整
される展開となった。結局豪ドル円が100円台で取引されたのは時間に
すればわずかな水準に留まり、終値では豪ドル円は99.50、NZドル円は88.54で
本日の取引を終えている。 (K)
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- 2007/04/18(水) 08:52:45|
- オセアニアレポート
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昨日の朝方に豪ドル/円が100円を試しに行ったように、
オセアニア通貨が
全般に買い進まれたものの、その後のフォローがなかったことから上昇は
一服の展開となっている。
本日の
オセアニア市場では目新しい材料もなく、手掛かり材料難で各通貨ともに
動きにくい展開となっている。
豪ドル/円、NZドル/円は利食いが散発で観測されるものの、下押し圧力が
強いわけではない。
ただし、上抜けへのエネルギーも感じられず、高値圏での足踏み状態といえよう。
昨日、全般的に円売り再開ムードが強まりクロス円を中心に上値を試したものの、
伸びが限られたものであったことから、一休みといったところか?
昨日は米国の指標が強弱まちまちであったことから、ドルに方向感が
出なかったものの、本日も新規住宅着工など指標が続く。
マーケットは米国経済の安定成長を織り込んできているために、指標が悪化した
場合は再び悲観論が台頭しやすいといえよう。
その場合には、ドル売りが強まることで、豪ドルやNZドルが再び高値を
抜いていくことも十分に考えられよう。
円に関しては目先ドル/円の120円、豪ドル/円の100円が大きな節目として
注目される。
もっとも、米国に関しては不透明感が徐々に強まってきていることで買い
進みにくく、その意味では豪ドル/円の100円突破の方が近いといえるのかも
しれない。
また、金利に焦点が集まるなか今月も後半になると、再び
オーストラリアの
5月利上げ観測が強まってこよう。
実際に利上げをした場合は材料出尽くしで利食いに押される可能性も高いが、
利上げの思惑が高まる今月末に向けてはもう一段の豪ドル高が期待できると
いえそうだ。
本日、福井日銀総裁が国会証言をしている。
為替に関しては、「2月のエッセンでのG7の後、3月にかけて株式市場、
為替市場においてかなり広範囲な市場の中で調整が行われた。こういう経験を
踏まえて今回のG7は行われており、十分とは言えないが、マーケットは相応に
自律的な調整機能を備えながら、さらに新しい機能を発揮していくという
メカニズムを徐々に整えてきているという認識があった」と述べ、マーケットは
自律的に調整に入ることが期待できる環境との見通しを示した。
もっとも、これは人為的な調整によって、大きな波乱が起きることを恐れた
希望的な発言との指摘もある。 (Y)
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- 2007/04/17(火) 17:56:33|
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16日海外時間の
オセアニア通貨は小幅ながらも対円で続伸する展開を
見せている。
本日は海外時間も総じて円安が台頭する展開。G7の声明で
円キャリートレードに対する牽制はなかったとする背景が市場では
聞かれているが、それをきっかけとしたストップハンティング的な
動きが海外時間には台頭したものと思われる。ドル円が2月27日以来となる
120円台へ迫る値動きを見せると、それに比例してクロス円も続伸。
しかしドル円が120円台を示現できずに長い時間持ち合いの展開となると、
豪ドル円は一時100円台乗せを再び窺う場面を見せるもそれを果たせず、
結局99.73で本日の取引を終えている。
一方のNZドル円は海外時間に直近の高値を更新して高値88.79まで
上昇する場面が見られている。NYクローズ間際にはカレン財務相から
「NZドルは執拗に高い」「NZドル高は輸出業者にとって手厳しい課題」
との牽制発言が聞かれているが、市場での反応は別段見られず、
終値は88.65で本日の取引を終えている。 (K)
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- 2007/04/17(火) 08:19:07|
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先週末のG7はマーケットの予想通り、特別内容のない結果となった。
為替に関する声明は前回と全く変化がなく、円が個別に議題とされることは
なかったようだ。
マーケットはこの結果を現状の追認と受け止め、円キャリートレードが
再度活発化するとの思惑が強まり、週明けの
オセアニア市場ではクロス円を
中心に窓を開けて上昇してのスタートとなった。
朝方、豪ドル/円は10年ぶりの高値99.80円を付け、100円突破を思わせる動きと
なった。
ただし、その後は利食いが先行し、99円半ばでやや足踏み状態が続いている。
また、朝方の円売りは短期筋中心と思われ、金利差を求めての資本移動というよりは、
短期の値幅狙いという色彩が強いため、調整の反落リスクが残る展開といえよう。
G7に関しては、円安容認というよりは、今回は市場を乱す議論を避けたと
見るべきだろう。
G7参加者の間では世界経済に対して楽観的であることから、今為替問題を
議論する必要はないということで、円が今後も安くなることを容認していると
判断することはできない。
トリシェECB総裁が言うように、日本が日本政府の主張するような回復をして
いるのであれば、今後金利は上がるだろうし、円も買われるべきとの思いは
G7各国ともにもっているように思われる。
資本移動が続く限りは円売りの大きな潮流は簡単に変化することはないものと
考えられるが、円が安くなるほど反発リスクが高まるということは忘れるべきでは
ないだろう。
本日は、ナショナル・
オーストラリア銀行(NAB)が第2・四半期の豪企業景況感指数を
発表した。
結果は10ポイントとなり、第1・四半期から6ポイント上昇した。
中小企業の住宅建設や不動産サービス、金融サービスでの景況感が強く、
大手企業の水準を大きく上回った。
大手企業では、エネルギー公益事業や建設セクターでの景況感が強かった。
本日のマーケットには、直接の影響はなかったものの、
オーストラリアの
早期利上げ観測を後押しする内容であり、豪ドル買い要因として意識されるものと
いえよう。 (Y)
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- 2007/04/16(月) 18:00:15|
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13日の海外時間の
オセアニア通貨はG7直前ということもあり、
ポジション調整による方向感に乏しい上下動を繰り返していた。
しかしNY時間直前にブラウン英財務相の発言を受けると、
オセアニア通貨への安心感が拡がり、対円で、上昇した。一方、ストレートでは、
小幅なレンジ内で推移し、まちまちな米経済指標を受け、動きづらい
展開となった。
NY時間寄り付き前、英国財務相のブラウン氏が円キャリートレードは
G7で特別大きな議題にはならないだろうと述べたことで、円安牽制は
欧州勢から入らないだろうとの憶測が飛び交い、
オセアニア通貨は
対円で、本日海外時間の安値付近から上昇した。ドイツ・中国が
今回のワシントンで開催されているG7に出席しない事や尾身日財務相からも
為替について、日本側から取り上げるつもりは無いなどと発言している
ことから、円安への安心感が拡大し、豪ドル/円は高値99.38円、
キウイ/円は高値88.10円まで上昇した。
一方、豪ドル/ドルでは、G7前ということもあり、動きづらい展開が
続く中、強弱つけ難い米3月生産者物価指数の発表や好結果の
米2月貿易収支発表を受けると、市場はドル売りで反応を見せた。
昨日、国際通貨基金のラト専務理事がドルはユーロ以外の通貨で
弱まるべきと述べていることから、悪材料にのみ反応を示したようだ。
その後、米ミシガン大学消費者信頼感指数の弱結果などもあり、
更に豪ドル/ドルは上昇し、本日海外時間の高値0.8337ドルまで上昇した。
その後、米経済指標発表の好材料に時間差で反応を示し、豪ドル/ドルは
瞬間的に本日海外時間の安値0.8304ドルまで下落した。NY時間クローズに
かけては、
オセアニア通貨は高値付近で取引を終了した。
一時的に、前日からの製油所トラブルが支援材料となったが、WTI原油の
受渡地点であるオクラホマ州クッシングの原油在庫が過去最高の水準に
達していることが引き続き重石となったことで、ニューヨーク・
マーカンタイル取引所(NYMEX) の原油は5月限が前日比0.22ドル安の
1バレル63.63ドルで取引を終了した。 (Y)
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- 2007/04/16(月) 08:29:01|
- オセアニアレポート
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本日は
ニュージーランドの2月小売売上高が発表となった。
市場予測は0.5%程度の伸びであったが、これを大きく上回る1.9%の
上昇と発表されたことで、NZドル買い圧力が強まった。
金利差相場が続くなか、
高金利通貨に人気が集まっており、NZドル買い
意欲の強い投資家の背中を押すきっかけとなったということが出来る
だろう。
豪ドルは依然堅調な展開を続けている。
豪ドル/ドルは0.83台へ上昇しており、これは1990年10月以来の高値水準。
豪ドル/円も1997年5月以来の99円台を回復する動きとなっている。
昨日の雇用統計を受けて早期利上げ期待が高まっていることが背景と
なっている。
また、昨日のECB理事会後のトリシェ総裁の会見から、ECBも早期の
利上げ観測が高まってユーロが買い進まれており、金融政策の行方が
相場の方向を決めている現在のムードも豪ドルへの人気が高まっている
要因といえよう。
ただし、本日は若干円の買い戻しが見られている。
クロス円を主導に円が売り込まれる相場が続いており、円売りポジションも
溜まってきた。
水準的にもユーロや豪ドルなどが対円で高値を更新してきており、
やや高値警戒感が出始めている。
また、本日よりワシントンで始まるG7も目新しいことはでてこない
だろうという指摘は強いものの、一応敬意を表して利食いを入れて
きている投資家もいるようだ。
もっとも、G7で予想通りに何も出てこないようであれば、来週以降
もう一段の円売り余地が広がる可能性は高い。
週末ということもあり、本日一旦利食いを入れる市場参加者は、
G7の結果を見てから、円売りに再び参入しても遅くはないということ
だろう。
その意味では、今晩もう一段の円の買い戻しとなる可能性もあるが、
調整だけの動きでは円の上昇も限られたものといえそうだ。 (H)
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- 2007/04/13(金) 18:09:53|
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