マーケット予想の中心は10億豪ドルの赤字であったが、実際に発表された
データでは16億2200万豪ドルの赤字となり、2月の改定値の7億2800万豪ドルの
赤字から大幅に赤字幅が振れる結果となった。
また、本日はオーストラリア準備銀行(RBA)の四半期金融政策報告が
発表された。
RBAは金融政策決定会合後に経済見通しを発表していなかったので、
今回の報告に注目が集まっていた。
マーケットは、RBAによる早期の利上げ観測が残っており、タカ派的な
内容を期待する向きもあったようだが、発表された報告によればRBAは
2007年のコア・インフレ率の見通しを従来の2.75%から2.50%に引き下げた。
これを受けて、マーケットでの早期利上げ観測は急速に後退することと
なっている。
豪ドルは、こうした材料でじりじりと下げ幅を拡大し、対米ドルでは
4月10日以来の安値水準である0.8169レベルまで下押しした。
また、対円でも98.41円と前日のニューヨーク市場の終値比で80銭程度の
円高・豪ドル安水準となった。
もっとも、持ち高調整一服後は、さらなる豪ドル売りのフォローもなく
豪ドル/ドルは0.82近辺まで値を戻す展開となっている。
また、豪ドル/円は本日の安値レベルである98.30-50円ゾーンが強い
下値抵抗となっており、ここでサポートされれば、まだ短期での100円突破に
望みがつながるが、下抜けてしまうと調整局面入りとなり、もう一段の
深い押しの可能性が高まってしまう。
アジア時間のドル/円は今晩の米雇用統計を控えて動きにくいムードと
なっている。
そうしたなか120.50円以上には10ptsごとにオプションのバリアが指摘
されており、こうした需給が上値を抑える要因となっている。
同様にユーロ/ドルでは1.35前半ではソブリン系の買いオーダーが散見
されており、こちらも簡単に下抜けを期待できない状況となっている。
いずれにしても、雇用統計のデータを見極めてから、来週に向けた
ポジションの構築を始めることになるだろう。 (Y)
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