昨日の海外市場からマーケットの状況は一変してしまった。
BNPパリバ銀行参加のファンドがサブプライムローン関連の損失により
資産を凍結するとの報道をきっかけに、再びクレジットリスクへの
懸念が高まった。
相場が落ち着きを取り戻しつつあり、円売り・
高金利通貨買いといった
動きが再開されつつあったところに、新たな不安増大材料となり、
オセアニア通貨急落に繋がったといえよう。
サブプライムに絡む問題が米国だけでないこと、また世界的な
大手金融機関に対しても影響が出てきたことなどから、
マーケットへのインパクトは大きなものとなる可能性も否定できない。
また、昨日はECBとFRBが大量の資金供給に踏み切りマーケットの
安定を図ったが、逆に事態の深刻さを示すものとも考えられ、
マーケットの疑心暗鬼は簡単には晴れそうもない。
現段階では銀行間市場で信用収縮が加速する兆候はうかがえないが、
この先金融機関同士が相互不信に陥り、与信枠を減らして不安が
拡大する可能性は否定できず、不透明感が高まっている。
本日はアジア市場でも株式が大幅安となっており、日経平均も一時、
前日比500円を超える下落となった。
これを受けて円高、
オセアニア通貨安が継続した。
豪ドル/円は100円を割り込み、NZドル/円は87円ミドルへと下押し、
先週の安値を下回ってきた。
また、豪ドル/ドルは昨日0.86ミドルまでの上昇で上抜けも束の間のことで、
本日は0.84割れ試しと下に突き抜ける動きとなってしまっている。
本日はハワード・
オーストラリア首相が「
オーストラリアでは
サブプライムローン問題は起こらない」といっているように、
直接
オーストラリアの経済に影響するものとは考えにくいため、
豪ドルを売り込み合理性はないように思われる。
しかし、マーケットが再び不安感を高めパニック的な動きとなってきている
ことから、目先は
オセアニア通貨には売り圧力がかかりやすいことは
事実であり、注意が必要といえそうだ。 (T)
◆お取引を始められるお客様へ◆「初めてで上手く利益を得られるか不安を抱えている。」
「いつもレートやニュース、含み損等が気になってしょうがない」
「損失を早く取り返したいが為についついポジションを多めに持ってしまう。」
といった
「不安」や
「問題」。
そして、
『FX取引においてうまくいっている投資家とはどのような人達なのか?』
『失敗パターンを繰り返してしまう投資家とはどのような人達なのか?』
『上手くいっているFX投資家のコツは何なのか?』
『失敗パターンを繰り返さないコツは何なのか?』といった
「疑問」。
「M2Jの投資哲学」では、こうした「不安」や「問題」「疑問」に一つずつ
お答えしております。
日本国内の
外国為替証拠金取引の
パイオニアである弊社代表取締役社長
山本久敏が、
特別に書き下ろした弊社のお客様だけに贈る投資哲学。これまでの
外国為替証拠金取引業界を見つめてきたその知見と、取引のヒント、
ポイントがすべて盛り込まれています。
外国為替証拠金取引にまつわる「不安」や「問題」「疑問」をひとつひとつ解き明かし、
集約した「M2Jの投資哲学」。
ついに
完成です。
詳細はこちら
本レポートは投資に関する断定的判断を提供するものではなく、また、その責任の一切を負うものではありません。投資判断はお客様ご自身でなさって頂けますようお願いいたします 。上記の為替レートは、参考レートです。
- 2007/08/10(金) 17:39:55|
- オセアニアレポート
-
-
9日海外時間の
オセアニア通貨は、ロンドン時間での、欧州大手金融機関の
サブプライムローン問題に絡むファンドの資産凍結の報道がリスク許容度を
縮小させる流れから、キャリートレードの巻き戻しが入る格好で
対円および対ドルともに大きく下げた。アジア時間までの上昇から
一転して急落する格好となった。
フランスの大手金融機関・BNPパリバは、ロンドン時間(本邦夕方)に、
同社の運用部門のファンドのうちサブプライム・ローン問題の影響が
大きい3つのファンドについて、応募と償還を一時的に停止すると発表した。
この事で、信用リスクへの警戒感が高まり、金融機関への業績に
悪影響を与える懸念が出たこと、および、サブプライム・ローン問題の
金融機関への影響が拡大していることを嫌気する格好で欧州株は
大きく売られ下げ幅を拡大した。
また、ロンドン時間からのキャリー巻き戻しの動きは、サブプライム・ローン
問題の発端である米国にも波及した。NY時間でのNYダウ平均の値動きも、
金融セクターを中心に大幅に値を下げる展開となった。NYダウ平均は
NY時間午後に更に下げ幅を拡大し、引けは対前日比で-387ドルとなり
ほぼ安値引けとなった。
この事を受け、
オセアニア通貨は対ドルおよび対円ともにロンドン
時間突入直後から対円で大きく下げる展開となり、昨日の上昇を吐き出す格好で
ほぼ安値引けとなった。また、対円および対ドルともに変動幅は大きかった。
高値と安値の高低差は、豪ドル/円で高値102.41-安値100.31で2.1円、
NZドル /円で高値90.69-安値88.78で1.91円、豪ドル/ドルで高値0.8606ドル-
安値0.8484ドルで122ポイント、NZドル/ドルで高値 0.7621ドル-安値0.7505ドルで
116ポイントとなった。 (H)
◆お取引を始められるお客様へ◆「初めてで上手く利益を得られるか不安を抱えている。」
「いつもレートやニュース、含み損等が気になってしょうがない」
「損失を早く取り返したいが為についついポジションを多めに持ってしまう。」
といった
「不安」や
「問題」。
そして、
『FX取引においてうまくいっている投資家とはどのような人達なのか?』
『失敗パターンを繰り返してしまう投資家とはどのような人達なのか?』
『上手くいっているFX投資家のコツは何なのか?』
『失敗パターンを繰り返さないコツは何なのか?』といった
「疑問」。
「M2Jの投資哲学」では、こうした「不安」や「問題」「疑問」に一つずつ
お答えしております。
日本国内の
外国為替証拠金取引の
パイオニアである弊社代表取締役社長
山本久敏が、
特別に書き下ろした弊社のお客様だけに贈る投資哲学。これまでの
外国為替証拠金取引業界を見つめてきたその知見と、取引のヒント、
ポイントがすべて盛り込まれています。
外国為替証拠金取引にまつわる「不安」や「問題」「疑問」をひとつひとつ解き明かし、
集約した「M2Jの投資哲学」。
ついに
完成です。
詳細はこちら
本レポートは投資に関する断定的判断を提供するものではなく、また、その責任の一切を負うものではありません。投資判断はお客様ご自身でなさって頂けますようお願いいたします 。上記の為替レートは、参考レートです。
- 2007/08/10(金) 08:52:05|
- オセアニアレポート
-
-
本日は
ニュージーランド、
オーストラリアともに雇用統計の発表があった。
ニュージーランド統計局が発表した2007年第2四半期の雇用統計(季節調整済み)
では、就業者数が前期比で0.7%増加した。
さらに失業率は第1四半期の改定値3.7%から3.6%に低下した。
エコノミストの
予想は失業率が3.8%、就業者数の伸びが0.3%であり、この予想に
比較しても良好な結果となった。
オーストラリアでは連邦統計局が、7月の雇用統計を発表した。
こちらは、就業者数こそマーケット予想の2万5000人増を下回る
2万1800人増にとどまったものの、失業率は予想の4.4%に対して4.3%と
雇用の改善を示すものとなっている。
昨日0.25%の利上げを実施した
オーストラリア準備銀行(RBA)であるが、
更なる金融引き締めへの期待を裏付けする指標といえよう。
これらのデータを受けて、
オセアニア通貨は昨日の上昇の勢いを
引き継ぎ続伸する展開となっている。
豪ドル/ドルは反発の上値を抑えていた抵抗帯である0.86をクリアーに
上抜けたこともあり、0.86ミドルでの取引となっており、持ち合い
上放れの可能性が高まっている。
同様に豪ドル/円も103円台を回復してきたことで、もう一段の
上昇余地が広がったといえるだろう。
一方、NZドルに関してはNZドル/ドルが0.77前半の上値抵抗に抑えられている。
NZドル/円は現在重要ポイントである92円を上抜くことか出来るかどうかの
攻防戦にあり、これを抜けることが出来れば豪ドル/円同様一段の
上昇が期待されよう。
昨日のドル/円、クロス円のしっかりとした上昇で週初の下押しによって
目先的な底打ちとなった可能性が高まっている。
米国株はいまだに不安定で大きな上下動を繰り返しているが、
マーケットに不透明感が残るものの、不安感は軽減されて落ち着きを
取り戻しつつあるように見える。
この動きは、円売りを再開する可能性を示唆するものであり、
昨日の動きと整合する。
中期的な相場観については、ここ1~2週間の動きを見極めたいところであるが、
慌てて円売りポジションを整理しなければならない状況はやや
遠のいたものといえそうだ。 (T)
◆お取引を始められるお客様へ◆「初めてで上手く利益を得られるか不安を抱えている。」
「いつもレートやニュース、含み損等が気になってしょうがない」
「損失を早く取り返したいが為についついポジションを多めに持ってしまう。」
といった
「不安」や
「問題」。
そして、
『FX取引においてうまくいっている投資家とはどのような人達なのか?』
『失敗パターンを繰り返してしまう投資家とはどのような人達なのか?』
『上手くいっているFX投資家のコツは何なのか?』
『失敗パターンを繰り返さないコツは何なのか?』といった
「疑問」。
「M2Jの投資哲学」では、こうした「不安」や「問題」「疑問」に一つずつ
お答えしております。
日本国内の
外国為替証拠金取引の
パイオニアである弊社代表取締役社長
山本久敏が、
特別に書き下ろした弊社のお客様だけに贈る投資哲学。これまでの
外国為替証拠金取引業界を見つめてきたその知見と、取引のヒント、
ポイントがすべて盛り込まれています。
外国為替証拠金取引にまつわる「不安」や「問題」「疑問」をひとつひとつ解き明かし、
集約した「M2Jの投資哲学」。
ついに
完成です。
詳細はこちら
本レポートは投資に関する断定的判断を提供するものではなく、また、その責任の一切を負うものではありません。投資判断はお客様ご自身でなさって頂けますようお願いいたします 。上記の為替レートは、参考レートです。
- 2007/08/09(木) 17:48:49|
- オセアニアレポート
-
-
8日海外時間の
オセアニア通貨は、欧米主要市場の株価指数が大幅高となり
リスク許容度の高まりからキャリー取引を主体として
高金利通貨に
買いが入る格好で、
オセアニア通貨は上昇した。特に対円での上昇が
目立った。
株高の背景としては、昨日のFOMCの声明の中で、米経済は成長を継続するとの
認識を示した事、および、株価上昇にとっての足枷要因となっている
サブプライム・ローン問題について経済に対する影響について過度には
懸念していないと示した事が買い安心感を誘っているとの見方がある。
株価指数が高く推移した事を受け
オセアニア通貨は特に対円での上昇が
著しい展開となった。豪ドル/円はロンドン入り直後に102円台へ乗せ、
また、NZドル/円も同じくロンドン時間入り直後に91円台へ乗せ上昇しながら
NY時間を迎えた。
NY時間に入り、NYダウ平均が前日比で上昇幅を拡大するにつれ
オセアニア通貨は
更に上昇を見せた。特に対円で大きく上昇し、NY時間午後に豪ドル/円は
103円台へ乗せ、NZドル/円も92円台へ乗せる等、海外時間でほぼ1円ほど
上昇する展開となった。
本邦7:45に発表された
ニュージーランドの第二四半期の失業率は3.6%であり
コンセンサスより改善していたことでNZドルがやや買われている。
昨日の RBAによる政策金利の引き上げ以降、株価安定推移という地合いも
追い風となっており、
オセアニア通貨にとっては買われやすい環境が
整っていると言えよう。
なお、NY時間午後に行われたポールソン財務長官の会見の中で、「住宅市場の
調整はしばらく時間が必要だろう」のコメントを発した直後にNYダウ平均は
一気に上昇幅を縮小する場面もあった。ここ最近、NYダウ平均は後場に
要人発言等をきっかけとしてボラティリティが高くなるケースが多い。
株価と為替レートの連動性が高い現状では、為替市場においてもレートの
急変が発生しやすい時間帯であり、乱高下するケースが考えられる。 (H)
◆お取引を始められるお客様へ◆「初めてで上手く利益を得られるか不安を抱えている。」
「いつもレートやニュース、含み損等が気になってしょうがない」
「損失を早く取り返したいが為についついポジションを多めに持ってしまう。」
といった
「不安」や
「問題」。
そして、
『FX取引においてうまくいっている投資家とはどのような人達なのか?』
『失敗パターンを繰り返してしまう投資家とはどのような人達なのか?』
『上手くいっているFX投資家のコツは何なのか?』
『失敗パターンを繰り返さないコツは何なのか?』といった
「疑問」。
「M2Jの投資哲学」では、こうした「不安」や「問題」「疑問」に一つずつ
お答えしております。
日本国内の
外国為替証拠金取引の
パイオニアである弊社代表取締役社長
山本久敏が、
特別に書き下ろした弊社のお客様だけに贈る投資哲学。これまでの
外国為替証拠金取引業界を見つめてきたその知見と、取引のヒント、
ポイントがすべて盛り込まれています。
外国為替証拠金取引にまつわる「不安」や「問題」「疑問」をひとつひとつ解き明かし、
集約した「M2Jの投資哲学」。
ついに
完成です。
詳細はこちら
本レポートは投資に関する断定的判断を提供するものではなく、また、その責任の一切を負うものではありません。投資判断はお客様ご自身でなさって頂けますようお願いいたします 。上記の為替レートは、参考レートです。
- 2007/08/09(木) 08:33:41|
- オセアニアレポート
-
-
市場の予測どおり、豪中銀は政策金利を0.25%引き上げ、6.5%とした。
政策金利の発表直後は豪ドル売り・円買いに押される場面も見られたが、
声明で、インフレリスクの予想以上の高まりが言及された事から、
その後は101.80円近辺で、堅調に推移。その後の会見でハワード首相が
「豪経済は力強い」との発言もありましたが、その一方で、これまでの
利上げに伴い住宅購入に悪影響がでるとも言っており、消費の減速見通し、
また、世界的に米国のサブプライムローン問題が懸念されている時だけに
これまでのように、一気に円売りにはつながらなかった。
米国の FOMCも予定通り、政策金利は5.25%で据え置きとなったが、
その後発表された声明文でクレジットリスクに関する言及が見られたものの、
市場、とりわけ、株式関係者の大半は利下げ示唆をかなり期待していただけに
発表直後急落、その後一転、急進とボラティリティの大きい相場となり、
ドル円を含め為替市場も株式動向に振幅されたが、少なからず上昇して
終えたことは今後の動きに期待が持てるように思われる。朝方発表された、
本邦機械受注も予想を大きく下回る内容となったものの、市場の反応は限定的。
今は指標云々の相場ではなく、米国株の動向が為替相場を支配しているとも言え、
しばらくは米国株の動きに注意する必要があると言える。
ここにきて米国のサブプライム問題がもちろん心配事ではあるが、
実は英国の口蹄疫問題も今後英国、ひいては欧州経済にも影響を及ぼす
可能性があることから、ユーロ円やポンド円の上値が重くなってきており、
また、ここのところ独の経済指標が弱い結果となる事が多く、サブプライム
問題後の新たな火種となりかねない事には注意を払っておきたい。 (T)
◆お取引を始められるお客様へ◆「初めてで上手く利益を得られるか不安を抱えている。」
「いつもレートやニュース、含み損等が気になってしょうがない」
「損失を早く取り返したいが為についついポジションを多めに持ってしまう。」
といった
「不安」や
「問題」。
そして、
『FX取引においてうまくいっている投資家とはどのような人達なのか?』
『失敗パターンを繰り返してしまう投資家とはどのような人達なのか?』
『上手くいっているFX投資家のコツは何なのか?』
『失敗パターンを繰り返さないコツは何なのか?』といった
「疑問」。
「M2Jの投資哲学」では、こうした「不安」や「問題」「疑問」に一つずつ
お答えしております。
日本国内の
外国為替証拠金取引の
パイオニアである弊社代表取締役社長
山本久敏が、
特別に書き下ろした弊社のお客様だけに贈る投資哲学。これまでの
外国為替証拠金取引業界を見つめてきたその知見と、取引のヒント、
ポイントがすべて盛り込まれています。
外国為替証拠金取引にまつわる「不安」や「問題」「疑問」をひとつひとつ解き明かし、
集約した「M2Jの投資哲学」。
ついに
完成です。
詳細はこちら
本レポートは投資に関する断定的判断を提供するものではなく、また、その責任の一切を負うものではありません。投資判断はお客様ご自身でなさって頂けますようお願いいたします 。上記の為替レートは、参考レートです。
- 2007/08/08(水) 18:01:42|
- オセアニアレポート
-
-
7日海外時間の
オセアニア通貨は、米FOMCなど注目されるイベントを
控えていたが、結局のところ株価指数の値動きに為替レートが
連動する格好の展開となった。
ロンドン時間入り直後は、どちらかと言うと米FOMCを控え様子見といった感が
強く、特に目立った動意は見られなかった。
NY 時間入り直後、NYダウ平均が前日比で-100ドルを越す下げ幅で
取引が開始されると、リスク許容度の縮小を受けた円キャリーの
一部手仕舞い、ならびに FOMCを控えた持ち高調整等の動きが重なり、
対円を中心として
オセアニア通貨はレートが下落する展開となった。
しかし取引開始後徐々に値を戻す流れになると
オセアニア通貨も
それに追随する格好で下げ幅は縮小した。
NY時間午後に入り、FOMCでの声明が発表されると、株式市場において
投機的な売り仕掛けとも見られる動きもあり、NYダウ平均は再び
前日比で-100ドルを越す下げとなった。この事を受けて米ドル円
およびクロス円ともども急落する展開となった。
豪ドル/円は101円台を割り込み100.46円まで、NZドル/円は90円台を
割り込み89.19円まで下落した。
その後は、NY株式市場では急速に売り方の買戻しと思われる動きがあり
短時間で一気に上昇に転じると、
オセアニア通貨も値を戻した。
なお、NY株式市場は警戒感が高まり商いが薄くなる中、大きく
乱高下する展開となった。これに伴い、海外時間の
オセアニア通貨の
高低差は大きいものとなり、約1.5円であった。
本日は本邦8:30に
オーストラリアの政策金利が発表される (H)
◆お取引を始められるお客様へ◆「初めてで上手く利益を得られるか不安を抱えている。」
「いつもレートやニュース、含み損等が気になってしょうがない」
「損失を早く取り返したいが為についついポジションを多めに持ってしまう。」
といった
「不安」や
「問題」。
そして、
『FX取引においてうまくいっている投資家とはどのような人達なのか?』
『失敗パターンを繰り返してしまう投資家とはどのような人達なのか?』
『上手くいっているFX投資家のコツは何なのか?』
『失敗パターンを繰り返さないコツは何なのか?』といった
「疑問」。
「M2Jの投資哲学」では、こうした「不安」や「問題」「疑問」に一つずつ
お答えしております。
日本国内の
外国為替証拠金取引の
パイオニアである弊社代表取締役社長
山本久敏が、
特別に書き下ろした弊社のお客様だけに贈る投資哲学。これまでの
外国為替証拠金取引業界を見つめてきたその知見と、取引のヒント、
ポイントがすべて盛り込まれています。
外国為替証拠金取引にまつわる「不安」や「問題」「疑問」をひとつひとつ解き明かし、
集約した「M2Jの投資哲学」。
ついに
完成です。
詳細はこちら
本レポートは投資に関する断定的判断を提供するものではなく、また、その責任の一切を負うものではありません。投資判断はお客様ご自身でなさって頂けますようお願いいたします 。上記の為替レートは、参考レートです。
- 2007/08/08(水) 08:20:53|
- オセアニアレポート
-
-
6日海外時間の
オセアニア通貨は、海外時間での主要な経済指標の発表や
要人発言が見られない中、ここ最近の傾向である株価指数の上下に
連動して推移する格好となった。
本日は欧州の主要株価指数が場中に前営業日比でプラスに転じた場面が
あった事や、NYダウ平均が大幅上昇となったことから
オセアニア通貨は
リスク許容度の高まりなどを受け、特に対円で大幅に上昇する展開となった。
ロンドン時間入り以降、欧州主要国の株価指数が徐々に値を戻し、
後場にかけて前日比でプラスに転じる展開となった。目だった材料が無い中、
株価の値動き主導でアジア時間に開いていたチャート上の「窓」を埋めに行く
様相となった。この事を受け、対円で大きく上昇し、豪ドル/円で101円台を回復、
NZドル/円で90円台を回復、ロンドン時間で早々窓埋め完了となった。
更にNY時間午後に入り、NYダウ平均が前営業日比で上げ幅を拡大すると、
対円でリスク許容度の拡大をうけたキャリートレード再開と思わせるような
大きな上昇が見られた。豪ドル/円は102円台へ乗せ、NZドル/円も91円台へ
乗せる場面も見られるなど、海外時間で1円程上昇する強い値動きであった。
対ドルでもNYダウ平均上昇に伴うドル買い、および、リスク許容度拡大を
受けた
オセアニア通貨買いが交錯する格好で対円ほどの上昇は見られなかった
ものの引けにかけて上昇幅を拡大する展開となった。なお、 NYダウは
ほぼ高値引けの展開(前営業日比+286.87ドル)となり、金曜日の下落幅を
完全に取り戻した。
8日(水)には、豪RBAキャッシュ・ターゲットの発表があり、現時点での
事前予測は引き続き0.25%利上げの6.50%になるとの公算が高い。7月26日から
入った下落に対する3分の1戻しラインをクリアーに上抜けてくるかが
今の焦点となるであろう。 (K)
◆お取引を始められるお客様へ◆「初めてで上手く利益を得られるか不安を抱えている。」
「いつもレートやニュース、含み損等が気になってしょうがない」
「損失を早く取り返したいが為についついポジションを多めに持ってしまう。」
といった
「不安」や
「問題」。
そして、
『FX取引においてうまくいっている投資家とはどのような人達なのか?』
『失敗パターンを繰り返してしまう投資家とはどのような人達なのか?』
『上手くいっているFX投資家のコツは何なのか?』
『失敗パターンを繰り返さないコツは何なのか?』といった
「疑問」。
「M2Jの投資哲学」では、こうした「不安」や「問題」「疑問」に一つずつ
お答えしております。
日本国内の
外国為替証拠金取引の
パイオニアである弊社代表取締役社長
山本久敏が、
特別に書き下ろした弊社のお客様だけに贈る投資哲学。これまでの
外国為替証拠金取引業界を見つめてきたその知見と、取引のヒント、
ポイントがすべて盛り込まれています。
外国為替証拠金取引にまつわる「不安」や「問題」「疑問」をひとつひとつ解き明かし、
集約した「M2Jの投資哲学」。
ついに
完成です。
詳細はこちら
本レポートは投資に関する断定的判断を提供するものではなく、また、その責任の一切を負うものではありません。投資判断はお客様ご自身でなさって頂けますようお願いいたします 。上記の為替レートは、参考レートです。
- 2007/08/07(火) 09:27:19|
- オセアニアレポート
-
-
本日はシドニー市場がバンクホリデーで休場、
オセアニア関連の
重要指標もなく、手掛かりに欠ける展開となっている。
朝方、豪ドル/円、NZドル/円が売り込まれ、これにつられるかたちで
豪ドル/ドル、NZドル/ドルも軟調な展開となった。
先週末の米経済指標の悪化やサブプライムローン問題に関わる
信用リスクの増大観測で大きく株式が売り込まれたことが、その背景にある。
最近のドル/円、クロス円の動きは米国株に見事に連動する動きといえる。
最近の為替市場では「信用リスクの高まりが、リスク資産の圧縮圧力と
なっており、これが円キャリートレードの巻き戻しを呼んでいる」という
説明が急速に主流となってきている。
しかし、冷静に各マーケットを眺めてみるとリスク資産の代表ともいえる
商品市況は原油価格を筆頭に底堅い動きを続けており、リスク資産が
実際に圧縮されていると確認することはできない。
キャリートレードに関しても、信用リスクに関してもマーケットの
解説を信じることがトレードの成功に繋がるわけではないということであり、
常に懐疑的に検証するとともに、自分なりのイマジネーションを
持つことが必要であるといえそうだ。
今朝は、シドニー休場で薄い市場のなか、ドル/円、豪ドル/円、
NZドル/円などで下値のストップを付けに行く動きが先行し、先週末の相場からは
ギャップを空けて円高が進むこととなった。
しかし、最近のパターンで週初円高方向に突っ込んでもフォローがなく、
本日も値を戻す展開となっている。
豪ドル/円は99円台に、NZドル/円は88円台に強い下値抵抗が控えているため、
短期的に下方向に突っ込んでも、これらの抵抗に阻まれる可能性が
高いと思われる。
タイミング的には、ここ1~2週間で短期調整の底打ちの可能性が
高いと思われ、ここで慌てるのではなく、その後の戻りを見てから
次のシナリオを再構築するべきと考える。 (T)
◆お取引を始められるお客様へ◆「初めてで上手く利益を得られるか不安を抱えている。」
「いつもレートやニュース、含み損等が気になってしょうがない」
「損失を早く取り返したいが為についついポジションを多めに持ってしまう。」
といった
「不安」や
「問題」。
そして、
『FX取引においてうまくいっている投資家とはどのような人達なのか?』
『失敗パターンを繰り返してしまう投資家とはどのような人達なのか?』
『上手くいっているFX投資家のコツは何なのか?』
『失敗パターンを繰り返さないコツは何なのか?』といった
「疑問」。
「M2Jの投資哲学」では、こうした「不安」や「問題」「疑問」に一つずつ
お答えしております。
日本国内の
外国為替証拠金取引の
パイオニアである弊社代表取締役社長
山本久敏が、
特別に書き下ろした弊社のお客様だけに贈る投資哲学。これまでの
外国為替証拠金取引業界を見つめてきたその知見と、取引のヒント、
ポイントがすべて盛り込まれています。
外国為替証拠金取引にまつわる「不安」や「問題」「疑問」をひとつひとつ解き明かし、
集約した「M2Jの投資哲学」。
ついに
完成です。
詳細はこちら
本レポートは投資に関する断定的判断を提供するものではなく、また、その責任の一切を負うものではありません。投資判断はお客様ご自身でなさって頂けますようお願いいたします 。上記の為替レートは、参考レートです。
- 2007/08/06(月) 17:57:37|
- オセアニアレポート
-
-
東京時間の
オセアニア通貨の対円はニューヨーク時間に米国雇用統計の
発表を控え小動きとなり、豪ドル円は102.20円レベル、NZドル円は
91.40円レベルで推移した。
ロンドン時間に入っても大きな値動きは無かったものの
オセアニア通貨の
対円は2日に上昇を見せていたことで一旦調整が入り徐々に下落、
豪ドル円は101.90円レベル、NZドル円は91.10円レベルまで値を下げ
米国雇用統計を待つこととなった。
ニューヨーク時間に入り米国雇用統計が発表され失業率、非農業部門雇用者数が
予想より悪い結果となったが大きく値が動くこと無く小動きだったが、
米国株式市場が始まり雇用統計の結果を受けてかNYダウがマイナスサイドに
振れ始めると
オセアニア通貨の対円も下落、その後発表されたISM非製造業
景況指数も予想より悪い結果となるとNYダウの下げ幅が大きくなったことで
オセアニア通貨の対円も更に下落し、豪ドル円は101.40円レベル、
NZドル円は90.40円レベルまで値を下げた。
その後、米国株が大きく持ち直したことで豪ドル円は101.90円レベル、
NZドル円は90.90円レベルまで上昇したものの、引けにかけてNYダウが
前日比で100ドル以上のマイナスとなったことで再度下落し始め、
豪ドル円は100.90円レベル、NZドル円は 89.80円レベルまで値を下げ、
そのまま本日の安値圏で引けた。
今週は
オセアニアで大きな経済指標の発表が無かったこともあり米国株の
動向に連れる展開となったが、来週は豪州で政策金利の発表や雇用統計、
NZで失業率の発表が控えている。
特に豪州の政策金利は先日の消費者物価が強い結果となったことで
0.25%の利上げ予想となっているので豪ドルの動向には注目をしたい。 (H)
◆お取引を始められるお客様へ◆「初めてで上手く利益を得られるか不安を抱えている。」
「いつもレートやニュース、含み損等が気になってしょうがない」
「損失を早く取り返したいが為についついポジションを多めに持ってしまう。」
といった
「不安」や
「問題」。
そして、
『FX取引においてうまくいっている投資家とはどのような人達なのか?』
『失敗パターンを繰り返してしまう投資家とはどのような人達なのか?』
『上手くいっているFX投資家のコツは何なのか?』
『失敗パターンを繰り返さないコツは何なのか?』といった
「疑問」。
「M2Jの投資哲学」では、こうした「不安」や「問題」「疑問」に一つずつ
お答えしております。
日本国内の
外国為替証拠金取引の
パイオニアである弊社代表取締役社長
山本久敏が、
特別に書き下ろした弊社のお客様だけに贈る投資哲学。これまでの
外国為替証拠金取引業界を見つめてきたその知見と、取引のヒント、
ポイントがすべて盛り込まれています。
外国為替証拠金取引にまつわる「不安」や「問題」「疑問」をひとつひとつ解き明かし、
集約した「M2Jの投資哲学」。
ついに
完成です。
詳細はこちら
本レポートは投資に関する断定的判断を提供するものではなく、また、その責任の一切を負うものではありません。投資判断はお客様ご自身でなさって頂けますようお願いいたします 。上記の為替レートは、参考レートです。
- 2007/08/06(月) 08:31:25|
- オセアニアレポート
-
-
本日も
オセアニア市場では、主要な経済指標の発表もなく方向感のない
動きが続いており、また今晩に米雇用統計を控えていることもあり
模様眺めムードが強く小動きの展開となっている。
本日は、アジア太平洋経済協力会議(APEC)財務相会合が開かれており、
尾身幸次財務相とロバート・キミット米財務副長官の二者会談も行われた。
この会談では、ヘッジファンドの規制のあり方などについての意見交換を行い、
また中国人民元のさらなる柔軟性が重要との認識で一致したようだ。
キミット副長官からはヘンリー・ポールソン長官の訪中について
報告があったという。
これに対して中国の金人慶財政相は、記者団に「我々は為替改革を
継続していく。他国の要求があるためではなく、我々自身の経済上の
必要と発展のためだ。我々の為替改革は、中国経済の安定や世界の安定に
資するものであるべきだ」と述べている。
さらに金人慶財政相は、中国の最大の課題について、世界経済成長の維持にも
不可欠な経済成長ペースを維持することだと付け加えた。
ただし、こうした一連の発言も為替市場への影響はほとんど見られなかった。
豪ドル/円は昨日値を戻し102円台を回復している。
しかし、テクニカルで見ると上値は31日の高値102.82円を超えておらず、
この位置は総じてフィボナッチ・リトレースメントや一目均衡表の
雲の上限レベルとなっており上値抵抗が強い。
しっかりとした戻りとなるためには、このレベルのクリアーな上抜けが
必要ということになろう。
米国株の連騰や、円の上値トライの失敗によりマーケットの不安感がやや後退し、
リスク圧縮圧力が弱まってきているように見える。
本日の米雇用統計を波乱なく切り抜けることが出来ると先週からの
大きな調整も目先底打ちをし、持ち合い相場に入っていくことが
期待できる展開となろう。 (T)
◆お取引を始められるお客様へ◆「初めてで上手く利益を得られるか不安を抱えている。」
「いつもレートやニュース、含み損等が気になってしょうがない」
「損失を早く取り返したいが為についついポジションを多めに持ってしまう。」
といった
「不安」や
「問題」。
そして、
『FX取引においてうまくいっている投資家とはどのような人達なのか?』
『失敗パターンを繰り返してしまう投資家とはどのような人達なのか?』
『上手くいっているFX投資家のコツは何なのか?』
『失敗パターンを繰り返さないコツは何なのか?』といった
「疑問」。
「M2Jの投資哲学」では、こうした「不安」や「問題」「疑問」に一つずつ
お答えしております。
日本国内の
外国為替証拠金取引の
パイオニアである弊社代表取締役社長
山本久敏が、
特別に書き下ろした弊社のお客様だけに贈る投資哲学。これまでの
外国為替証拠金取引業界を見つめてきたその知見と、取引のヒント、
ポイントがすべて盛り込まれています。
外国為替証拠金取引にまつわる「不安」や「問題」「疑問」をひとつひとつ解き明かし、
集約した「M2Jの投資哲学」。
ついに
完成です。
詳細はこちら
本レポートは投資に関する断定的判断を提供するものではなく、また、その責任の一切を負うものではありません。投資判断はお客様ご自身でなさって頂けますようお願いいたします 。上記の為替レートは、参考レートです。
- 2007/08/03(金) 17:34:38|
- オセアニアレポート
-
-
東京時間の
オセアニア通貨の対円は午後にかけて下落したものの
その後反転上昇し終わってみればほぼ行って来いの展開だった。
ロンドン時間に入ると欧州株に大きな動きが無いこともあって小動きとなり、
豪ドル円は101.50円レベル、NZドル円は90.80円レベルで推移していたが、
ニューヨーク時間が始まる頃から徐々に買われ始め、それぞれ102.20円レベル
91.30円レベルまで上昇した。その後、米国株式市場が方向感の無い
値動きとなった為にこう着状態となったが、ロンドン時間終了近くなると
NYダウが前日比で100ドルを目指す値動きになると
オセアニア通貨の対円は
再び上昇し始め、豪ドル円は102.60円レベル、NZドル円は92.00円レベルまで
値を上げた。しかし米国株の上昇も長続きせずNYダウが前日比マイナスまで
下落するとそれぞれ102.00円レベル、91.40円レベルまで下落、ニューヨーク時間の
引けにかけてNYダウが前日比プラス100ドルまで上昇したが
オセアニア通貨は
大きく上昇すること無く豪ドル円は102.30円レベル、NZドル円は
91.70円レベルで引けた。
本日の海外時間は豪ドル円、NZドル円ともに1円近く上昇する堅調な
展開となった。連日と同様米国株に連動する展開は変わりなく、
NYダウが堅調に推移したので
オセアニア通貨も堅調になった印象が強い。
東京時間にNZのカレン財務相が「NZドルはピークをつけた、一段安の可能性」
「NZ中銀はしばらくは金利据え置きと示唆」とNZドル高を牽制する発言が
聞かれたがニューヨーククローズを迎えたときはNZドルは上昇して
終わっていることから、しばらくは要人発言よりも米国株に連動する
展開が続きそうだ。 (H)
◆お取引を始められるお客様へ◆「初めてで上手く利益を得られるか不安を抱えている。」
「いつもレートやニュース、含み損等が気になってしょうがない」
「損失を早く取り返したいが為についついポジションを多めに持ってしまう。」
といった
「不安」や
「問題」。
そして、
『FX取引においてうまくいっている投資家とはどのような人達なのか?』
『失敗パターンを繰り返してしまう投資家とはどのような人達なのか?』
『上手くいっているFX投資家のコツは何なのか?』
『失敗パターンを繰り返さないコツは何なのか?』といった
「疑問」。
「M2Jの投資哲学」では、こうした「不安」や「問題」「疑問」に一つずつ
お答えしております。
日本国内の
外国為替証拠金取引の
パイオニアである弊社代表取締役社長
山本久敏が、
特別に書き下ろした弊社のお客様だけに贈る投資哲学。これまでの
外国為替証拠金取引業界を見つめてきたその知見と、取引のヒント、
ポイントがすべて盛り込まれています。
外国為替証拠金取引にまつわる「不安」や「問題」「疑問」をひとつひとつ解き明かし、
集約した「M2Jの投資哲学」。
ついに
完成です。
詳細はこちら
本レポートは投資に関する断定的判断を提供するものではなく、また、その責任の一切を負うものではありません。投資判断はお客様ご自身でなさって頂けますようお願いいたします 。上記の為替レートは、参考レートです。
- 2007/08/03(金) 08:35:51|
- オセアニアレポート
-
-
本日のオセアニア市場では、主要な経済指標の発表もなく、方向感のない
動きが続いている。
昨日は海外市場で下値を試し豪ドル/円は99円ミドル割れ、NZドル/円も
88円ミドルの安値をつけていたが、そこからは値を回復している。
対ドルでも昨日の安値から上昇しているものの、まだ上値の重い展開が
続いている。
ここのところ対円では、株式市場の動向に左右される展開が続いている。
株式市場の下落がリスク圧縮圧力を生むため、キャリートレードの手仕舞いを
誘発し円高となり、逆に株が上がればキャリートレードの継続で円安という
ロジックである。
しかし、このロジックについては、冷静に考えてみるべきだろう。
まず、株式市場の大幅下落がリスク回避行動を生むということには納得できる。
しかし、なぜリスク回避が必要かという点でマーケットには誤解があるようだ。
マーケットの理解では、株の下落が損失を招いたために耐久性がなくなり
ポジションを手仕舞う、又は、損をカバーするために儲かっているポジションで
利食いをするというものだ。
しかし、トレードにおける損失の発生は、損をする前から想定されているもので、
突然起きるものではない。
本来、リスク回避行動が必要となるのは、想定していた以上にマーケットの
変動率が上がり、同じポジションを持っていても損失リスクが高くなって
しまう時だろうと考えられる。
つまり、先行きに対する不透明感が高まり、リスクプレミアムが上昇する
ためといえる。
この点から考えると7月末の米国株の急落からはじまったリスク回避行動は
理解できる動きだ。
しかし、こうした動きは一度方針を決めると目先の動きのとらわれることなく
実行される。
ところが、昨日などのように米国株が上がったといって、すぐにそれに反応して
円売りが再開されるというのは、こうした中長期のリスク資産の圧縮は既に
ある程度終っており、今の動きの主役が短期筋の動きに過ぎないという
可能性を示唆しているように思われる。
以上の点から考えて、現在の主役が短期筋のトレードであるのなら、
ここからの一段の円買い戻しには限りがあるものと考えたい。 (T)
◆お取引を始められるお客様へ◆「初めてで上手く利益を得られるか不安を抱えている。」
「いつもレートやニュース、含み損等が気になってしょうがない」
「損失を早く取り返したいが為についついポジションを多めに持ってしまう。」
といった
「不安」や
「問題」。
そして、
『FX取引においてうまくいっている投資家とはどのような人達なのか?』
『失敗パターンを繰り返してしまう投資家とはどのような人達なのか?』
『上手くいっているFX投資家のコツは何なのか?』
『失敗パターンを繰り返さないコツは何なのか?』といった
「疑問」。
「M2Jの投資哲学」では、こうした「不安」や「問題」「疑問」に一つずつ
お答えしております。
日本国内の外国為替証拠金取引の
パイオニアである弊社代表取締役社長
山本久敏が、
特別に書き下ろした弊社のお客様だけに贈る投資哲学。これまでの外国為替証拠金取引業界を見つめてきたその知見と、取引のヒント、
ポイントがすべて盛り込まれています。
外国為替証拠金取引にまつわる「不安」や「問題」「疑問」をひとつひとつ解き明かし、
集約した「M2Jの投資哲学」。
ついに
完成です。
詳細はこちら
本レポートは投資に関する断定的判断を提供するものではなく、また、その責任の一切を負うものではありません。投資判断はお客様ご自身でなさって頂けますようお願いいたします 。上記の為替レートは、参考レートです。
- 2007/08/02(木) 18:50:12|
- オセアニアレポート
-
-
東京時間の
オセアニア通貨の対円は引けにかけて大きく下落し、
豪ドル円は99.50円レベル、NZドル円は88.60 円レベルまで下落したが、
ロンドン時間が始まりダウ先物が時間外取引で徐々に底堅い動きに
なってくると反発し、ニューヨーク時間が始まる頃には豪ドル円は
101.50円レベル、NZドル円は90.90円レベルまで上昇した。
その後はニューヨーク株式市場が始まりNYダウがマイナスサイドになると
オセアニア通貨の対円は一気に下落、豪ドル円は100.50円レベル、
NZドル円は89.90円レベルまで値を下げた。しかし今度はNYダウが
プラスサイドに転ずると上昇し始め、それぞれ101.40円、90.80円レベルまで
値を上げたが、その後NYダウに大きな動きが無くなるとロンドン時間に
急上昇したこともあって徐々に値を下げていった。このまま本日は
終わるかに思われたがNYダウが引けにかけて大きく上昇し前日比150ドルの
プラスとなると
オセアニア通貨の対円も一気に上昇、それぞれ
本日の高値を更新し、豪ドル円は101.80円レベル、NZドル円は
91.10円レベルまで値を上げてそのまま引けた。
本日の
オセアニア通貨の対円は東京時間に約1.5円下落し、海外時間に
約2円上昇するという値動きの荒い一日となった。7月の米国独立記念日を
過ぎると徐々に市場は薄くなり、8月は特に市場が薄くなる傾向が
あることから、今後も本日のように値動きが荒くなることが考えられるので
注意したい。 (H)
◆お取引を始められるお客様へ◆「初めてで上手く利益を得られるか不安を抱えている。」
「いつもレートやニュース、含み損等が気になってしょうがない」
「損失を早く取り返したいが為についついポジションを多めに持ってしまう。」
といった
「不安」や
「問題」。
そして、
『FX取引においてうまくいっている投資家とはどのような人達なのか?』
『失敗パターンを繰り返してしまう投資家とはどのような人達なのか?』
『上手くいっているFX投資家のコツは何なのか?』
『失敗パターンを繰り返さないコツは何なのか?』といった
「疑問」。
「M2Jの投資哲学」では、こうした「不安」や「問題」「疑問」に一つずつ
お答えしております。
日本国内の
外国為替証拠金取引の
パイオニアである弊社代表取締役社長
山本久敏が、
特別に書き下ろした弊社のお客様だけに贈る投資哲学。これまでの
外国為替証拠金取引業界を見つめてきたその知見と、取引のヒント、
ポイントがすべて盛り込まれています。
外国為替証拠金取引にまつわる「不安」や「問題」「疑問」をひとつひとつ解き明かし、
集約した「M2Jの投資哲学」。
ついに
完成です。
詳細はこちら
本レポートは投資に関する断定的判断を提供するものではなく、また、その責任の一切を負うものではありません。投資判断はお客様ご自身でなさって頂けますようお願いいたします 。上記の為替レートは、参考レートです。
- 2007/08/02(木) 08:33:14|
- オセアニアレポート
-
-
本日、
オーストラリア統計局が発表した6月の豪小売売上高(季節調整済み)は
前月比1.4%の増加だった。
前回の0.1%の減少からは反転、市場予想平均の1.0%増をも上回る
結果となった。
逆に、同時に発表された6月の
オーストラリア貿易収支(季節調整済み)は
17億5100万豪ドルの赤字なり、5月改定値の9億7000万豪ドルの赤字よりも
赤字幅が拡大しており、これは市場予想平均の12億豪ドル程度の
赤字よりも悪い結果だったといえる。
強弱まちまちの結果だったために、これらの経済指標は豪ドル相場には
大きな影響を与えることはなかった。
昨日、円の買い戻しの反動で円が再び値を下げたものの、米国株の
続落を受けたリスク回避行動により下げ幅は限られたものとなり、
週初の円高水準へ値を戻す展開となっている。
本日も日本株が大幅安となっており、リスク圧縮からの円キャリートレード
巻き戻し観測に、クロス円も週初の安値を試す展開となっている。
確かにドル/円の118.00円、豪ドル/円の100.00円、NZドル/円の89.50円といった
下値抵抗を割り込み始めたため、もう一段下値余地が広がることになり、
マーケットのムードは下値を確認しにいきたいように見える。
しかし、何度か指摘しているように円キャリートレードの中心は
本邦個人投資家の資産構成比率の変動であることを忘れるべきではないだろう。
ヘッジファンドなどと同様にレバレッジを利かせた短期トレードを
している投資家は確かにポジションの縮小を余儀なくされるだろう。
しかし、金利差を狙っている個人投資家は少々円高が進んだといっても
損切りをするどころか、逆に押し目でポジションを増やす傾向が強い。
円高はスピードが速いためにマーケットの不安感を増大させパニック的な
動きを誘いやすいが、慌てて投げたところが円の高値であったことは
何度も経験したことだ。
円高の勢いがある中、円売りを急ぐ必要は全くないが、慌てることなく
冷静な対応が必要な局面だろうと考える。 (T)
◆お取引を始められるお客様へ◆「初めてで上手く利益を得られるか不安を抱えている。」
「いつもレートやニュース、含み損等が気になってしょうがない」
「損失を早く取り返したいが為についついポジションを多めに持ってしまう。」
といった
「不安」や
「問題」。
そして、
『FX取引においてうまくいっている投資家とはどのような人達なのか?』
『失敗パターンを繰り返してしまう投資家とはどのような人達なのか?』
『上手くいっているFX投資家のコツは何なのか?』
『失敗パターンを繰り返さないコツは何なのか?』といった
「疑問」。
「M2Jの投資哲学」では、こうした「不安」や「問題」「疑問」に一つずつ
お答えしております。
日本国内の
外国為替証拠金取引の
パイオニアである弊社代表取締役社長
山本久敏が、
特別に書き下ろした弊社のお客様だけに贈る投資哲学。これまでの
外国為替証拠金取引業界を見つめてきたその知見と、取引のヒント、
ポイントがすべて盛り込まれています。
外国為替証拠金取引にまつわる「不安」や「問題」「疑問」をひとつひとつ解き明かし、
集約した「M2Jの投資哲学」。
ついに
完成です。
詳細はこちら
本レポートは投資に関する断定的判断を提供するものではなく、また、その責任の一切を負うものではありません。投資判断はお客様ご自身でなさって頂けますようお願いいたします 。上記の為替レートは、参考レートです。
- 2007/08/01(水) 19:15:41|
- オセアニアレポート
-
-
東京時間の午後にやや下落したものの方向感無くレンジの様相となった
流れを引き継ぎ、ロンドン時間も東京時間とほぼ同じレンジで推移した。
ロンドン時間を豪ドル円は102.41円、NZドル円は91.69円でスタート。
欧州株が堅調に推移し始めるとオセアニア通貨の対円はジリジリ
買われ始め、豪ドル円、NZドル円とも本日の高値である102.82円、
92.35円をつけたが、最近の対円相場は米国株式市場の動向に左右される
ことが多いことから手控えムードとなり、それぞれ102.20円、
91.60円レベルまで値を下げた。
ニューヨーク時間に入り幾つか米国の経済指標が発表されたが
特に材料視されなかった。注目の米国株式市場はNYダウが前日比
プライスサイドで始まったが、オセアニア通貨には大きな影響を
与えず豪ドル円は 102.00~50円レベル、NZドル円は91.50~00円レベルで
推移した。しかしニューヨーク時間午後に「住宅ローン貸出大手が
資金繰り困難」と報道されると米国株が大きく下落し始め、連れる形で
オセアニア通貨も今までのレンジの下限を下抜け更に下値を伸ばし、
NYダウが前日比でマイナス100ドル以上になる頃には豪ドル円は101.00円、
NZドル円は90.50円を割れてくる展開となった。
本日も米国株の動向に左右される展開となった。サブプライムローン問題を
発端とする米国株下落の流れが収まらないことからクロス円相場も
予断を許さない状態となりそうだ。 (H)
◆お取引を始められるお客様へ◆「初めてで上手く利益を得られるか不安を抱えている。」
「いつもレートやニュース、含み損等が気になってしょうがない」
「損失を早く取り返したいが為についついポジションを多めに持ってしまう。」
といった
「不安」や
「問題」。
そして、
『FX取引においてうまくいっている投資家とはどのような人達なのか?』
『失敗パターンを繰り返してしまう投資家とはどのような人達なのか?』
『上手くいっているFX投資家のコツは何なのか?』
『失敗パターンを繰り返さないコツは何なのか?』といった
「疑問」。
「M2Jの投資哲学」では、こうした「不安」や「問題」「疑問」に一つずつ
お答えしております。
日本国内の外国為替証拠金取引の
パイオニアである弊社代表取締役社長
山本久敏が、
特別に書き下ろした弊社のお客様だけに贈る投資哲学。これまでの外国為替証拠金取引業界を見つめてきたその知見と、取引のヒント、
ポイントがすべて盛り込まれています。
外国為替証拠金取引にまつわる「不安」や「問題」「疑問」をひとつひとつ解き明かし、
集約した「M2Jの投資哲学」。
ついに
完成です。
詳細はこちら
本レポートは投資に関する断定的判断を提供するものではなく、また、その責任の一切を負うものではありません。投資判断はお客様ご自身でなさって頂けますようお願いいたします 。上記の為替レートは、参考レートです。
- 2007/08/01(水) 08:20:23|
- オセアニアレポート
-
-
前のページ