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fx、豪ドル、NZドルに「オセアニアレポート」

マネースクウェア・ジャパン(M2J)がお送りする「オセアニアレポート」|豪ドル、NZドル、オセアニア通貨のfx取引に、オセアニア通貨の動向と見通しについて最新の投資情報を毎朝夕お届けします。

24日のアジア・オセアニア時間のオセアニア通貨は豪ドルは堅調ながら来週以降のオーストラリア経済指標を控えて慎重な動きが続く

本日ニュージーランドの10月の貿易収支が発表され11億6700万NZドルの赤字となった。
市場予想が6億5000万NZドルであったが、それを大きく上回る赤字幅となった。
これを受けてNZドル/ドルは再び0.67を割り込む動きをみせた。
同様にNZドルは豪ドルに対しても売られ豪ドル/NZドルは一時1.1586の高値をつけている。
この動きは豪ドル/ドルを下支える要因ともなっていたようだ。

豪ドル/ドルは0.77台を堅調に推移し0.77後半での取引となっている。
ただし、来週以降オーストラリアの経済指標が続くこともあり、その結果を見極めたいとの思いから、上値を追いかけることには慎重になっているように見える。

オセアニア通貨は、対円では円の買い戻しが進み下落している。
豪ドル/円は約2週間ぶりの安値となっている。
もっとも、慌ててキャリートレードを手仕舞うというムードにはなく、下落は限定的にとどまっている。

23日に発行された南オーストラリア経済研究センターの経済報告書によれば、度重なる公定歩合引き上げにもかかわらずインフレ圧力が強いままであり、このままでは2007年にも連邦準備銀行の利上げは必至とレポートされている。
また、利上げは間もなく経済成長鈍化へとつながっていく可能性が高く、強気の内需、熟練労働者を奪い合う部門の賃金上昇、生産性向上の鈍化などがミックスしてインフレ圧力を高めており、これらの原因がすぐに解消される見込みはないとしている。
地下資源ブームに乗って内需圧力が高まっているところでは利上げは地域経済の圧力を抜く安全弁の役割を果たし、生産活動も成長を続けるが、東南部州のように地下資源の乏しいところでは経済がそれほど過熱しているわけでもなく、また所得や富が増えているわけでもなく、そのような州では高金利の影響を受けやすいとしている。
また、過去2年間の経済成長鈍化は内需不足ではなく、生産が能力の限界に近づいたためと分析しており、「短期的には内需鎮静のために利上げが有効だが、長期的には供給の能力を引上げ、豪経済の成長を加速し、生活水準引上げを可能にする施策が必要」としている。
こうした見方が正しいのであれば、来年以降に利上げは目先豪ドル支援材料となるものの、中期的には経済成長の鈍化という経路から豪ドルを圧迫する要因であるということになるので今後留意すべきポイントとなるだろう。 (Y)

本レポートは投資に関する断定的判断を提供するものではなく、また、その責任の一切を負うものではありません。投資判断はお客様ご自身でなさって頂けますようお願いいたします。上記の為替レートは、参考レートです。
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  1. 2006/11/24(金) 17:16:31|
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