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fx、豪ドル、NZドルに「オセアニアレポート」

マネースクウェア・ジャパン(M2J)がお送りする「オセアニアレポート」|豪ドル、NZドル、オセアニア通貨のfx取引に、オセアニア通貨の動向と見通しについて最新の投資情報を毎朝夕お届けします。

10日のアジア・オセアニア時間のオセアニア通貨は豪ドルは16年ぶりの高値を更新する展開

本日はナショナル・オーストラリア銀行(NAB)が3月の豪企業景況感指数を

発表した。

前月から1ポイント低下して17ポイントとなった。

3月の豪企業信頼感指数も前月倍増の12ポイントとなった2月から低下し

10ポイントだった。

しかし、豪ドル相場はこうした指標に反応せずに上昇、豪ドル/ドルは

先週の高値を上抜け16年ぶりの高値である0.8240レベルに達した。

そのきっかけとしては、オーストラリア最大の建設資材メーカー、

リンカー・グループがメキシコのセメックスによる買収案を受け入れた

ことが指摘されている。

この買収資金のための豪ドル買いが出るとの思惑が強まったということ

だろうが、テクニカルに先週の高値を超え、つつみ線をブレイクしたことで

ストップロスの豪ドル買いも出たため上昇が加速したともいえそうだ。

また、先週の米雇用統計でドル買いムードが強まり、ドルロングをキャリー

していた短期筋がイースター明けで持ち上がらない相場に焦れて投げてきた

ことも全般にドル弱含みの材料となり、これも豪ドルを支える要因となっていた。



豪ドル/円も上げ幅を拡大し、一時98.09円レベルと1997年5月以来の高値を

付けた。

日豪金利差を背景にした国内個人投資家の円売り・豪ドル買いも断続的に

出ている。

オーストラリア準備銀行(RBA)が来月にも利上げを実施するとの期待感が

強く、本日現状維持を決定した日銀との差が鮮明に意識されてきていよう。



本日、日銀金融政策決定会合が行われ現状維持を全員一致で決定した。

福間年勝審議委員と春英彦審議委員が5年の任期を終えて退任し、今回の

決定会合では5日に就任したばかりの亀崎英敏、中村清次両氏が新審議委員として

加わっている。

亀崎氏は三菱商事の前副社長で、中村氏は商船三井フェリーの前社長。

現状維持の決定はマーケットには織り込み済みであるが、福井総裁の

会見内容が今後の日本経済と金融政策についてどのような展望をベースに

しているのか検証したい。



昨日は、イースター休暇が続いていた欧州だけでなくNYも全く動きのない

展開であった。

本日は、アジア市場でややドルロングの調整売りが出ているが、休み明けの

海外勢の出方が注目される。

そうしたなか、クロス円の上昇がどこまで続くかにも注意したい。 (Y)

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  1. 2007/04/10(火) 17:55:32|
  2. オセアニアレポート