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fx、豪ドル、NZドルに「オセアニアレポート」

マネースクウェア・ジャパン(M2J)がお送りする「オセアニアレポート」|豪ドル、NZドル、オセアニア通貨のfx取引に、オセアニア通貨の動向と見通しについて最新の投資情報を毎朝夕お届けします。

10日海外時間のオセアニア通貨はクロス円・ストレート共に堅調な推移を展開

海外時間の豪ドルは対米ドルで、コステロ豪財務相の牽制発言や

豪2番手小売大手チェーンのコールズ・グループを買収するなどの

報道を受けて上下に触れた。対円では、日銀の据え置き発表を受けて、

円キャリー・トレードが再開したようだ。一方、NZドルは対米ドル・

円共に豪ドルに連れる形での推移となった。



NY時間序盤、コステロ豪財務相が豪ドル高は輸出に悪影響との豪ドル

上昇に牽制発言を行ったことで、豪ドル/ドルは軟調推移したが、

その後米系投資銀行が売り買いを仕掛け、豪ドル買いが上回り、

一時0.8267ドルと1990年以来の高値を更新した。フォーブス誌ウェブ版

などが9日付で配信した情報によると、大手プライベート・エクイティーの

コールバーグ・クラヴィス・ロバーツ(KKR)が豪2番手小売大手チェーンの

コールズ・グループを約197億豪ドルでバイアウト(買収)提案したことを

受けて、豪ドルの需要が募ったことも上昇要因の一つであろう。

豪ドル/円はアジア時間内に発表された日銀金融政策決定会合での

据え置きを受けて、日豪の絶対金利差に着目した円キャリーが再開し、

堅調に推移した。



NZ ドル/ドル・NZドル/円は共に豪ドルに連れる形での推移を展開し、

対円ではNY時間クローズ間際に2005年12月以来となる87円台まで

上昇した。高値87.05円を更新した。ストレートでは、海外時間

クローズにかけて、本日の高値0.7308ドル付近でNY時間の取引を

終了した。



オセアニア通貨は円キャリー・トレードを再開した様子だが、

国際通貨基金(IMF)は、世界金融安定レポートで「ボラティリティ・

ショック」がキャリー・トレードの手仕舞いを招くリスクがあると

指摘した。同レポート内では低ボラテリティの環境の下、リスク・

プレミアムが低下していると説明。その結果、投資家は金融市場に

おけるダウンサイド・リスクに対し脆弱になりえると警鐘を鳴らした。

ボラテリティの急騰を受け、キャリー・トレードが反転する可能性を

示している。キャリーの巻き戻しから、円など低金利通貨が急騰する

リスクを警告したかたちだ。



週末のG7を前に去年4月のG7再来かと思わせるレポート内容と

なっているため、ポジション量などの調整が週末に向けて、必要か。 (Y)

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  1. 2007/04/11(水) 08:02:47|
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