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fx、豪ドル、NZドルに「オセアニアレポート」

マネースクウェア・ジャパン(M2J)がお送りする「オセアニアレポート」|豪ドル、NZドル、オセアニア通貨のfx取引に、オセアニア通貨の動向と見通しについて最新の投資情報を毎朝夕お届けします。

17日のアジア・オセアニア時間のオセアニア通貨は原油価格安を受けたニュージーランドの消費者物価の低下を受けてNZドルは軟調な展開

本日はニュージーランドの2006年第4四半期の消費者物価指数が発表になった。

市場予想は前期比横ばい、前年比2.8%の上昇であったが、

実際には前期比マイナス0.2%、前年比2.6%の上昇となった。

消費者物価が下がった大きな要因としては原油価格の下落が指摘されている。

ニュージーランドでは消費者物価が前期比でマイナスとなったのは

6年ぶりであり、マーケットでは驚きの声が聞かれた。また、通期で2.6%と

ニュージーランド準備銀行(RBNZ)の消費者物価指数目標圏である1~3%の

範囲に収まったのも1年半ぶりのこととなった。

この指標はRBNZに安心感を与えるものであり、12月からの経済データから

考えた場合、来週予定されているRBNZの政策決定会合での金利据え置きとの

観測が強まったといえよう。

マーケットではこの数字を驚きで受け止めており、NZドル売りへ反応している。

NZドル/ドルは0.69ミドルから0.69割れへ、NZドル/円も84円台から

83円ミドルへと値を下げることとなっている。



また、原油価格下落を主要因としてニュージーランドの物価指数が

低下したことを受けて、オーストラリアの利上げ観測もやや後退している。

先週までは6割以上が3月までにオーストラリア準備銀行(RBA)が0.25%の

利上げを実施し政策金利を6.5%に引き上げることを織り込んでいたが、

このデータを受けてマーケットの織り込みは4割程度となったようだ。

さらに来週のオーストラリアの物価指数の伸び鈍化へ対する警戒感も

高まり、豪ドルもやや弱含みの展開となる局面もあった。もっとも、

豪ドル/NZドルでのNZドル売りの影響もあり、豪ドルは底堅さを見せている。

また、日銀が今週の利上げを見送るとの報道を受けて豪ドル/円がしっかりとした

展開となっていることも、全般に豪ドルを支える要因となっているようだ。



日銀の金融政策に関しては、昨日から急速に利上げ見送りの観測が

強まっている。日銀にとっても個人消費はともかくとして、原油価格の下落が

消費者物価指数のコアの先行きの伸びに与える影響に懸念を持っているものと

判断される。昨日は原油価格が50ドル台にまで下落しており、夏に向けて

消費者物価指数がマイナスとなる可能性もあり、ゼロ金利解除を行った日銀が

苦しい立場に追い込まれるリスクが既にあり、ここからさらに政府との軋轢を

増大させる無理な利上げは難しくなっているということなのかもしれない。 (Y)


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本レポートは投資に関する断定的判断を提供するものではなく、また、その責任の一切を負うものではありません。投資判断はお客様ご自身でなさって頂けますようお願いいたします 。上記の為替レートは、参考レートです。
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  1. 2007/01/17(水) 17:24:21|
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